要請番号(JL42425A02)
募集終了

5代目
・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
マフラックリハビリ訓練センター
3)任地( マフラック ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は地域において特別支援教育及びリハビリテーションを提供する通所施設。特別支援教育部門、リハビリテーション部門、早期療育部門が設置されている。省発行の指導計画やスキル表があり、それに従い児童に合わせたカリキュラムが実施されている。国としてインクルーシブ教育を推進するため、軽度の児童は公立学校へ進学するようになり、通所児童数は減少しているが、早期療育やCBRのサービス拡充に力を入れている。リハビリ部門は必要な設備は揃っているものの、予算の関係でヨルダン人の理学療法士が不足しており、2025年現在理学療法士隊員が配属先スタッフに助言をしながら、自身も通所児童の対応を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には数代にわたり理学療法士が派遣され活動を行ってきたが、コロナ禍で活動が途切れたこともあり当初目的としていた地域との連携は十分に達成されていない状況である。シリア難民からの特別支援ニーズも増加しており、地域との連携を深め、理学療法を必要としている人たちへのカバーを広げることが隊員に求められている。センターでは統合教育や早期介入プログラムなどが他協力団体の支援を受けて導入が始まっており、今後ますますニーズが高まるだろうと予測され、引き続きの隊員要請となった。施設に通うことが出来ない人々のためには訪問活動を計画しているがまだスムーズな展開ではないため、CBRの経験や知見がある方は歓迎される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
具体的、詳細な活動内容は、赴任後に配属先長やカウンターパートとの相談の上、決定する。
1.同僚スタッフとともに来所した児童・生徒に理学療法を提供する。
2.保護者に対して家庭で継続できるリハビリテーションの方法を紹介する。
3.施設の認知度を高め、必要な人がリハビリテーションを受けられる環境づくりを支援する。
4.配属先が取り組むCBRプログラム(community based rehabilitation,地域に根差したリハビリテーション)の定着、拡大を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
訓練マット、セラピーボール、立位保持用アダプテーション、歩行器、平行棒、トレッドミルなど
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長、ソーシャルワーカー1名、特別支援部門5名+ボランティア2名、リハビリテーション部4名(他センター兼務者含む)、全員女性(20代~50代)
活動対象者:通所児童(特別支援教育部門)16名、リハビリテーション部門への通所児童20名程度とその家族(変動あり)、早期療育部門での通所児童
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:(女性) 備考:同僚が全て女性のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が全員大卒のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:即戦力として活動するため
[参考情報]:
・小児を対象とした経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地職員と共に働く過程を通した改善が期待されており、職員に対する指導者ではなく同僚職員としての活動が求められている。