要請番号(JL42425B08)

3代目
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
サルト アルアマル センター
N
3)任地( サルト ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アルアマルセンターは、サルトイスラミック協会を運営母体に持つ障害児者向け通所施設である。1992年にセンターは設立され、これまでは他のNGOが運営をしていたが、2022年に現在の協会傘下の施設となった。また、社会開発省傘下から教育省傘下となり、より教育的な意味を持つ施設という位置づけとなっている。サルトは富裕層と貧困層が混在する町で、アンマンの北にあり、センターはその市街地からは少し離れた場所に位置している。利用者は6歳から18歳にわたる軽~中程度の知的障害のある男女児童生徒20名前後(数名の軽度自閉症を含む)で、年齢や障害の程度により、5クラスに分けられている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
センターで行われる授業は特別支援教育のカリキュラムに沿って進められているが、その他に音楽やスポーツ、図工といったレクリエーションがあり、配属先はその時間に隊員の新しいアイデアを取り入れたいと意欲的である。また、親との交流会など、センター全体のイベントがあり、新しい企画、新しいイベントが期待されている。センターは活気があり、教師たちも頼りがいがあるが、同時に障害児支援の知識にかける部分があり、隊員からの助言を必要としている。配属先は隊員の受け入れに積極的で、隊員にとって働きやすい職場である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.子どもたちに対して、隊員の経験を基にした、音楽、図画工作、スポーツといったレクリエーションを提供する。
2.教師と共に、施設全体でのイベントを企画し実施する。
3.教師に対し、質の高い日常生活支援の技術を提供するとともに、既存の支援をさらに発展させられるアイデアを考える。
4.他の隊員と協力し、障害児・者支援の啓発または有効なアクティビティに関するワークショップを企画し実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
施設にある文房具や機材等
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長(女性/運営母体の協会会長)
・施設長(40代女性)
・特別支援教師 4名/女性(30代~40代)
・ソーシャルワーカー、言語聴覚士、作業療法士、心理士1名/女性
・ローカルボランティアやインターンが常時在籍
・6歳~18歳の男女児童生徒20名前後
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:現場の同僚が女性のみのため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導や助言が必要なため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地職員と共に働く過程を通した改善が期待されており、職員に対する指導者ではなく同僚職員としての活動が求められている。
汎用経験については、どちらかの経験必須。