2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46322A06)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・技術教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省事業管理部

3)任地( アレキサンドリア ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省事業管理部(PMU=Project Management Unit)は教育省職員とJICA専門家で構成され、JICA技術協力プロジェクト「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」(2017年~2021年2月)、現在は「特別活動を中心とした日本式教育モデル発展・普及プロジェクト」を実施し、特別活動を含む日本的な教育実践の普及を図っている。プロジェクトでは2018年9月にエジプト日本学校(EJS=Egyptian Japanese School)を開校させた。2022年2月現在、48校が開校され、幼稚園生と小学1~4年生が在籍している。更に、特活を一般の公立学校にも波及させるための取り組みも始まろうとしている。プロジェクトではカリキュラムやガイドライン等を策定し、EJSの教師達に研修を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エジプトでは音楽教科はカリキュラムには策定されているが、優先度は低く、また指導できる教員も限られているため指導要領通りに実施されていないケースがほとんどで、学校ごとに実施内容が異なる。隊員には授業の実践支援や、他校でも活用できる授業モデル、教材・資料づくりの支援なども期待されている。
楽器も十分に揃っておらず、授業時間の確保が課題など日本とは異なる環境下だが、現地教員と相談しながら創意工夫して、子どもの豊かな心を育てる指導モデルを作っていく活動である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

音楽授業の活性化を目的に、現地教員らと協力して主に以下の活動に取り組む
1.教員と協力して、児童を対象に音楽の授業やアクティビティを行う
2.児童が主体となる授業の事例や、効果的な授業方法などを共有する
3.日本文化紹介や発表会等、イベントの企画・実施
4.PMUと協働して、全国で活用できる授業モデルや、教材・資料等を作成する
5.EJSで活動する他隊員達との協働

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

1クラス35-40名分の個別机、スマートボードなど
鉄琴、カスタネット、トライアングル、電子ピアノ等(いずれも数台または1台)

4)配属先同僚及び活動対象者

【教育・技術教育省/PMU】
・アドバイザー(50代、女性)、職員約15名

【EJSおよび関連する公立校】
・校長・教頭各1名/校(30-40代)
・担任・副担任各1名/1クラス
・生徒約200-400名/1校

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(音楽))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:助言や指導を求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後に事業概要オリエンテーションを行います。
プロジェクト参考情報→ https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1904/201904_03_01.html
今後教育省の方針変更で、活動対象校がEJSから一般の公立学校、また活動地域に関しても変更となる可能性があります。