要請番号(JL46324B02)
募集終了



2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
フリー・マインド
NGO
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカイロのゴミ処理を担う人々が住む貧困地域(マンシェットナセル)への関心を高め、社会的・経済的発展を目指し2012年ボランティア有志により設立されたNGOである。「貧困削減」「教育」を活動の柱としており、地域の貧しい家庭へ生活に必要な基本的物資を供給したり、モンテッソーリ教育を導入した幼稚園(2~6歳)の運営、学校の授業についていけない子ども達(7~15歳)を対象にした学習の場を提供したりしている。長期のJICA海外協力隊員2名が、幼児教育(2023年8月から)、青少年活動(2024年3月)分野にて活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が運営している幼稚園「Samafr Nursery」には2~6歳の子供たちが通常30人から40人通っており、政府のカリキュラムに従った英語、アラビア語、算数等のクラスが実施されている。当国の幼稚園教育ではおろそかにされがちな音楽や図工など情操教育の機会を提供したいとの希望があり隊員の要請がなされた。配属先教員たちが新たな学習法を学ぶ機会が少なく、「遊びを通した学び」の実践が容易ではない環境の中で、現状を把握し、ニーズに沿った新たなアイディアを提供し、同僚教員と共により良い就学前教育を実施することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
幼稚園の教員たちと共に協力して以下の活動を行う。
1.現地のニーズに合わせた「遊びを通した学び」のアイディアを提供し実践する。
2.現地で利用できるもの・リサイクル品などを利用して、使用できる教材やおもちゃを作成、提案する。
3.遊びながら楽しく英語を学ぶ機会を提供する(歌・ダンスなど)。
4.子どもたちの成長にあった園内の環境改善を提案し実施する。
その他、運営するセンターに集う子ども向けのアクティビティの支援も求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼稚園の教室、文房具、モンテッソーリの玩具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
園長(女性、30代)
幼稚園教員3名(女性、20代~30代)
各クラスには教師が1名ずつ配置されており、
その他にベビーシッターが2名いる。
活動対象者:
幼稚園の子ども達(約15人×3クラス)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:(女性) 備考:現地慣習による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:日本での経験が求められる
[参考情報]:
・モンテッソーリ教育への関心が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先の安全性は担保されているものの、貧困層エリアでの活動のため、配属先の立地・周囲の環境等を理解する必要があります。同配属先には他にも協力隊員が同時期に活動する可能性があり、協働が求められます。