要請番号(JL46325A02)
募集終了



・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
社会連帯省アレキサンドリア支局家族・子供部
3)任地( アレキサンドリア ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
社会連帯省は全国に支局を置き、障害者、孤児、保育園などの福祉分野を統括する省庁。2017年からJICA技術協力プロジェクト「就学前の教育と保育の質向上プロジェクト」が開始され、保育園における「遊びを通じた学び」の普及が進められ、現在は同プロジェクトフェーズ2を実施中(2022年9月~2026年8月)。 同プロジェクトではモデル園を対象に、保育士の能力向上のための様々な研修支援を実施している。アレキサンドリア支局は同プロジェクトのフェーズ2より対象となり、県内のモデル園(60園)に「遊びを通じた学び」を導入するため、配属先は研修の実施、モニタリング、調整業務等を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では0-4歳人口のうち保育園に在籍しているのはわずか7%に過ぎず、幼児教育の重要性に対する認識不足が見られる。さらに保育士は免許制ではなく給料も低いため、十分な知識・技術を持つ保育士が育ちにくいという課題がある。昨今の人口の急増を鑑みると、保育士の能力強化、保育園のアクセスと質の向上が急務であり、2022年より前述のプロジェクトフェーズ2が開始された。アレキサンドリア県も対象県となったため「遊びを通じた学び」の導入のため実施対象園を巡回活動する隊員の派遣が要請された。 同配属先ではこれまで隊員受入経験はないが、同プロジェクトとの協働や本邦研修への参加経験があるスタッフがおり、日本の幼児教育について理解が進んでいる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
主にプロジェクト対象園を巡回しながら支局職員や各園の保育士らと協働して、以下の活動を行う。
1. 配属先が主催する保育士向けセミナーの側面支援
2. 巡回園の保育士に「ACTIVITY BOOKLET」(保育士用参考集)を利用した実技指導や助言(手作りおもちゃの作成や活用等)
3. 他の幼児教育隊員と協働し、セミナーの協働開催や勉強会・情報共有の実施
巡回園の選定は配属先と協議の上、決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種おもちゃ、遊具、机、イス、手作りおもちゃ制作に使用する材料・文房具
技術協力プロジェクトの成果品である「ACTIVITY BOOKLET」
4)配属先同僚及び活動対象者
アレキサンドリア支局家族・子供部
・部長(女性)
・保育園担当職員2名(女性)
アレキサンドリア支局管轄の対象保育園(60園)
・保育士(女性 20代~30代 人数は園によって異なる)
・園児(約20~60人/園)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望(文化的慣習)
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言や提案を求められるため
[参考情報]:
・乳児、幼児両方のクラス担当経験が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
就学前の教育と保育の質向上プロジェクト プロジェクト概要
総合保育(健常児と障害児を一緒に保育)はありません。