要請番号(JL46325A22)
募集終了


2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地域開発省
2)配属機関名(日本語)
ルクソール公立図書館
3)任地( ルクソール ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカイロから約500km南部に位置する観光都市ルクソールにある公立図書館である。年間予算は50万エジプトポンド(約150万円)。年間来館者数は10万人。ルクソールの観光スポットであるルクソール神殿とカルナック神殿に近い地域に位置し、地下にはルクソールの歴史について映像で学ぶことができるシアターもあり、多くの観光客も訪問する。ルクソール市民からの要望に応え、中国語、韓国語、英語、フランス語などの無料講座を開設中。現在KOICAボランティアが派遣されており、韓国語講座を担当している。これまでにJICA海外協力隊が日本語教師として派遣された実績があるが、コロナ禍で退避となり活動終了となった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
観光業はエジプトの主力産業の一つで、ルクソールは住民の多くが観光業に従事する観光都市である。新型コロナウイルス感染症の流行により一時期観光客が激減したが、近年においては日本人を含む観光客の数は回復傾向にある。JICAは本図書館に日本語教育隊員を派遣し日本語を指導していたが、コロナ禍で退避となった。多くの市民が日本語講座の再開を待ち望んでおり、初心者を含む様々なレベルの市民に対しての日本語講座や図書館を利用するルクソール市民に日本への関心を高める文化紹介教室やイベントの実施も隊員に期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
ルクソール公立図書館スタッフとともに以下の活動を行う。
1.コロナ禍により中断した市民向け日本語講座の実施再開業務全般(CPとともにカリキュラム作成、スケジュール調整、広報など)。
2.受講者のニーズに合わせた日本語授業の実践(講座は週2回、各2時間、初級レベルから段階的な開講を想定)
3.持続的な講座提供のための現地日本語教師育成
4.図書館を利用するユース層も含めた市民への日本文化交流イベント等の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、黒板、(過去隊員作成の)初級者用教本
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
図書館スタッフ 5名(図書館長50代男性、トレーニングセンター長40代男性含む)※この内1名を日本語講師として育成予定
【活動対象者】
図書館を利用するルクソール市民(小学生~成人)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本配属先では市民を対象としたコンピュータ講座の開講も予定しており、コンピュータ技術隊員が派遣予定であり、同時期に活動する可能性もある。そのため特に他のJICA海外協力隊との協働も求められている。