要請番号(JL46325B01)
募集終了
3代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
スルタン財団
N
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のスルタン財団は、文化遺産等の保護・保全を目的とした建築コンサルタント「アルキノス」の姉妹団体として設立された。「死者の街」と呼ばれる地域に位置しており、配属先が主体となり歴史的建造物の修復や保存、伝統工芸の存続、地域女性や若者に対してエンパワメントを精力的に行い、文化交流にも貢献している。配属先を拠点に地域住民や青少年層にパソコン、英会話等のクラス、文化交流イベント等も定期的に行っている。地域の文化的価値を守りつつ、住民の生活向上を図る取り組みとして、財団が運営する社会的企業「MISHKA」で販売する手工芸品の技術指導も女性グループに行っている。年間運営予算は約94,000米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、カイロ市内の貧困層が多い地域に位置し、青少年へのパソコンスキルの指導を通じて、学習支援や将来の就業支援を目指している。2024年9月からPCインストラクター隊員が活動しており、青少年を対象にしたパソコン教室を実施している。この教室は地域の青少年に好評を得ており、継続を希望する声が上がっているものの、配属先が主体的に継続するためには、更なる隊員からの指導が必要とされており、本要請が出された。また、現在は実施されていないが、当該地域の関連省庁職員に対しても、MS Officeやプレゼン資料作成を目的としたパソコン教室の開催が求められている。さらに、配属先は文化活動も行っており、日本文化講座の実施や調整も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先のスタッフと協働し、以下の活動を実施する。
1.地域の小中学生を対象としたプログラミング、ICT基礎を学ぶパソコン教室の開催
2.地域の高校生以上を対象としたMS Office (Excel, PPT等)を学ぶパソコン教室の開催
3.配属先職員、関連省庁職員を対象とした基礎的なパソコン教室の開催(MS Officeの使い方、プレゼン資料作成方法等)
4.対象者のレベルに沿った教材、指導マニュアルの作成
5.作成した教材や指導マニュアルを利用した指導者の育成支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
4台のノートパソコン、机、椅子、プロジェクター、ホワイトボード、ロボット(プログラミング教室で使用)など。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理事長(女性 50代)、理事会メンバー(男性 40代)
地域連絡オフィサー (女性 30代)
活動対象者:
地域の青少年等 約50名
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導が求められるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先が運営する社会的企業「MISHKA」の活動を支援する「デザイン職種」の隊員も要請を挙げられており、同時期に配属の可能性もあり。
他隊員等との協働を伴った活動が求められる場合もあり。
