要請番号(JL46325B02)



2代目
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・技術教育省
2)配属機関名(日本語)
事業管理部 (エジプト日本学校オブール)
3)任地( オブール ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省事業管理部は教育省職員とJICA専門家で構成され、JICA技術協力プロジェクト「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」(2017年2月~2021年2月)、現在は「特別活動を中心とした日本式教育モデル発展・普及プロジェクト」(特活プロジェクト:2021年10月~2027年9月)を実施し、特別活動(特活)を含む日本式全人教育の普及を図っている。プロジェクトでは2018年9月にエジプト日本学校(EJS=Egyptian Japanese School)を開校させた。2025年8月現在、55校が開校され、幼稚園1~2年生と小学1~6年生、中学1年生が在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エジプトでは音楽教科のカリキュラムは策定されているが、優先度は低い。また指導経験の浅い教員が大半のため、指導要領通りに実施されていないケースがほとんどで、学校ごとに授業の実施内容が異なる状況になっている。十分な授業時間が確保されていない、音楽動画だけを流す授業が散見されるなど、日本とは異なる環境下にある。隊員にはこれらの課題の改善に向けて、授業の実践支援や現地教員と相談しながら他校でも活用できる授業モデルづくりなどが期待されている。なお、上記配属機関概要に記載の特活プロジェクトとの連携や近隣のEJSへの巡回指導も期待されている。2024年12月より体育隊員が活動中。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
音楽授業等の改善を目的に、現地教員らと協力して主に以下の活動に取り組む。
1.生徒が主体となる授業の事例や、効果的な授業方法などの共有
2.他校で活用できる授業モデルづくりのための、教材・資料等の作成
3.日本文化紹介や展示会等、イベントの企画・実施
4.特活プロジェクトとの情報交換や連携
5.EJSで活動する他隊員達との協働
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
音楽教材、スマートボードなど
4)配属先同僚及び活動対象者
【EJSオブール】(2025年8月時点)
・生徒数:約450名
・学年:年中、年長、小1~6、中1 (毎年10月に1学年繰り上がる)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(音楽))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:助言や指導を求められるため
[参考情報]:
・音楽楽器の指導経験があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後に事業概要オリエンテーションを行う。
プロジェクト概要