2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46921A01)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

国立デジタル教材研究所

3)任地( ラバト県ラバト市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モロッコでは2006年より教育へのIT技術導入を推進。一部の学校にマルチメディア教室の設置および職員や教員等に対するPC研修等が実施されている。国立デジタル研究所は教育省が推進する教育情報通信普及プログラム(Programme GENIE/以下GENIE)の一環で2009年に設立され、デジタル教材の認定、制作および使用に係る教育関係者への指導・監督、デジタル教材のウェブ上での配信www.taalimtice.maとその管理を行っている。これまで同研究所には同職種隊員2名が派遣され、3代目の要請となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同省は児童や生徒が学習科目を効率的かつ効果的に学ぶためのICTの活用を推進している。配属先では児童の理解力向上に貢献を目指し、新教科書(低学年アラビア語+仏語)の付属教材として学習内容に適した独自のデジタル教材の開発、活用を行っている。隊員にはゲームやビデオ、アニメ(2Dや3D)を使った学習支援教材、普及が進むスマートフォンを使った学習支援教材開発を希望している。同僚とともにこれらのデジタル教材の開発にかかわったり、同僚への提案や助言を行う。開発にあたりjava,html,phpのどれかとandroid、グラフィックデータ、デザイン、2D+3Dアニメーションの知識が求められている。また障害児へのデジタル教材開発も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同研究所にてデジタル学習コンテンツの開発技術支援を行う。
1.低学年(障害児を含む)の教材アプリケーションの開発(教科書の付属教材として①教員が教室で活用、②児童の家族がスマートフォンにダウンロートして活用)
可能であれば、以下の活動も行う。
2.Smart PhoneなどMobile系の開発(WindowsOSだけではなく、AndroidやiOSの画像とアニメについての技術に関する助言)
3.送られてきたAndroidやiOS用アプリの技術的な助言や人間工学的(画面配置や配色、操作性など)な助言
4.画像、動画、アニメーション(2D、3D)の編集技術習得にかかる支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC約10台、OS:Windows7,10, MacOSX、その他:Kaspersky, MS Office 2013,Adobe(Fl:AS3.0, Ai,Ps),HTML5, Scratchなど

4)配属先同僚及び活動対象者

所長(女性、50代)
研究所デジタル教材普及推進担当(男性、40代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:即戦力として係わるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

技術移転というよりすぐに使えるデジタル教材開発の期待が強い。使用するPCの性能は高くない。時間や計画実施の観念は日本と大きく異なる。同僚とコミュニケーションする積極性と、言語習得意欲を必要とする。