2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46922A04)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
9代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2
日本語教室1 日本語教室2 日本語関連書籍

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究・イノベーション省

2)配属機関名(日本語)

ハッサン2世大学モハメディア校

3)任地( カサブランカ県モハメディア市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本大学は1975年に設立され(モハメディア校1984年設立、2014年に統合)、全国に12ある国立大学の1つでカサブランカ市及び隣接するモハメディア市に6キャンパス(11学部、8機関)を有し、全学生数約117,000名、教員数2,160名、職員数1,200名。モハメディア校(キャンパス)には文学・人間科学部、法学・経済・社会科学部、理学・技術学部、技術教育高等師範学校、芸術デザイン高等師範学校が設置されている。文学・人間科学部には、英語、仏語、西語やアラビア語の語学・文学、社会学、地理学など19の学科があり、上述の4言語及びロシア語と中国語が正規の講座(単位の対象)として行われ、日本語は学生向けの公開講座(単位の対象外)の位置付けとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

前任の協力隊員が2017年12月から2019年10月まで本大学の学生を対象に日本語の公開講座(5クラス約200名、文学・人間科学部以外や他キャンパスの学生も受講可能)を担当していた。単位の対象とならない講座となるが、学生の日本語への関心は高いものがある。2019年10月以降、協力隊員の不在、そして新型コロナウイルスの影響もあり大学の講座としては中断している。大学としては、日本語や日本の文化・社会などの理解促進とともに、日本への留学やモロッコの日系企業への就職を後押しするべく、日本語講座の継続を望んでいる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

大学責任者や同僚と協議しながら以下の活動を行う。なお、一緒に教えるモロッコ人講師はいないため、隊員が講座の運営・実施を担当する。
1. 日本語講座の運営(受講者の募集、クラス編成、試験・成績付け等の事務全般を含む)
2. 日本語講座の授業実施(週5コマ10時間程度、レベルは初級程度、各年の状況により変更あり)
3. 日本文化理解向上のためのイベントの企画・開催
4. 他大学の同職種隊員やモロッコ人日本語関係者と協力し、日本語能力試験(JLPT)や日本語スピーチ大会の実施支援(ともに2020年、2021年は中止。JLPTについては2022年12月に実施予定)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語専用教室、CDプレイヤー、テレビ、DVDデッキ、パソコン、プリンター、『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』、『中級を学ぼう 中級前期』、『上級で学ぶ日本語』

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先責任者】 副学長(文学・人間科学部長兼任、男性・50代)
【配属先同僚】 協力・パートナーシップ課長(男性・40代)、文学・人間科学部の事務スタッフ
【活動対象者】 日本語講座の受講学生(公開講座約200名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関で指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間に語学研修を行う。
・文学・人間科学部のホームページ http://flshm.univh2c.ma/home