要請番号(JL46922B02)
募集終了



・2023/2 ・2023/3 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連帯・社会統合・家族省
2)配属機関名(日本語)
国民共済事業団 マラケシュ県支局
3)任地( マラケシュ県マラケシュ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国民共済事業団は、生活困窮者、DV被害を受けている女性、孤児、高齢者、障害のある人などへの保護や支援をとおして、社会的・経済的な格差をなくし、地域の福祉を向上させるために設立された公的事業団体である。その主な柱のうちの一つである職業訓練事業は、学業中退者や経済的事情により教育を受けられなかった若者や女性を対象に、地域NPOと連携して職業訓練の場を提供し、就労に移行させるための技術指導を行っている。配属先の県支局は、県内に複数ヶ所ある職業訓練施設を統括管理しており、訓練分野には情報技術、料理、裁縫、美容、自動車整備、電気設備などのコースがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
主に一般家屋、ビルなどの室内配線工事に必要な知識・技術習得のための2年間コースで、うち2割が授業(講習・実技)で残り8割はインターンシップとなっている。そのため、教科の指導やカリキュラムの改善に関する助言の他にも、就職支援が活動の一つとして挙げられる。観光都市としても名高いマラケシュ市内にある複数の訓練校の中から活動先を選ぶが、1990年代に2代にわたり電子設備のJICA海外協力隊員が活動していた訓練校も、本要請の活動候補先の一つとなっている。同配属先には直近まで美容師の隊員がおり、過去にKOICAのPC隊員・美容師隊員も入っている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
マラケシュ市内にある訓練校(1~3校)の同僚と協働し、次の活動を行う。
1. 屋内配線工事及び、保守・点検作業に関する授業
2. 安全教育の指導・助言
3. 講師に対する授業内容の改善の提案
4. 必要に応じてカリキュラムの見直しや、教材作成
5. 可能な範囲で訓練生への進路開拓支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気工具(ペンチ、ストリッパー、ドライバー、テスター、スケール、クランプメーターなど)各種
4)配属先同僚及び活動対象者
支局長(男性・40~50代)
訓練校責任長(男性・60代)
電気設備訓練コース 講師2名(60代・指導経験25年以上)
訓練生 約25名(主に男性)
訓練生の数、講師の状況はセンターにより異なる
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:専門性が求められるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的指導が求めらるため
[参考情報]:
・第一種または第二種電気工事士の資格必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5 ~ 45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
講義・実習は基本フランス語で行うが、日常生活において必要となるため、赴任後に現地語(モロッコ方言アラビア語)の研修を行う。