2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46922B04)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連帯・社会統合・家族省

2)配属機関名(日本語)

国民共済事業団 イフラン県支局

3)任地( イフラン県アズロ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国民共済事業団は、生活困窮者、DV被害を受けている女性、孤児、高齢者、障害のある人などへの保護や支援をとおして、社会的・経済的な格差をなくし、地域の福祉を向上させるために設立された公的事業団体である。同団体が管轄するアズロ市内の『学生の家』は、中学・高校のない村落部に住む子どもたちが都市の中学・高校に通えるよう、アズロ市内に整えられた学生寮である。また市内には3歳から18歳までの身寄りのない子どもたちを受け入れている児童養護施設もあり、現在男女あわせて30名が暮らしている。同事業団管轄の社会福祉施設は市内に複数か所あるが、JICA海外協力隊員への要請は今回が初めてである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

学生寮で生活する生徒達は学業面で困難を抱えるものが多く、経済的余裕もないため学習サポートや放課後活動への支援が不足している。施設内は男女別の宿泊棟、食堂に加えエクササイズルームが併設されており、KOICAボランティアがテコンドーを教えていたこともあるが、現在は指導者不在の状態である。児童養護施設では衣食住のサポートは十分整っているものの、個々人への精神的サポートが十分行き届かないこともあり、子どもたちのよき話し相手となったり心の悩みに寄り添うことのできる人材が求められている。また、成長期の子どもたちが遊びを通して学べるゲームやスポーツなど、心身の健康維持・増進を目指した活動の実践が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

学生寮、児童養護施設の児童・生徒を対象に、各センターの職員と協力し以下のような活動を行う。
1)児童・生徒の興味やニーズ、センターの方針等を考慮した新しいアクティビティ(ゲーム・スポーツ・アート等)や関連したイベントの提案
2)施設の設備を利用した体力増進・心身の健康維持のための定期的なエクササイズの企画、実践
3)学習サポート及び将来に役立つ実践的な技術取得(PCの使い方など)の支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

テーブル、いす、PC、遊具、マットレス、ホワイトボード、各種フィットネス器具、他
施設により使用できる機材は異なる。

4)配属先同僚及び活動対象者

支局長 男性(男性・40~50代)
学生の家 責任者 (男性・40~50代)経験年数36年
学生の家 寮生 (男子 56名/女子 40名) 中学・高校 就学年齢の生徒が対象
児童養護施設の児童・生徒 (男女 30名)3~18歳
児童・生徒の数は年度により異なる。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・上記経験は2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0 ~ 40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

児童・生徒との日常コミュニケーションの際に必要となるため、赴任後に現地語(モロッコ方言アラビア語)の研修を行う。