2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46923A05)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2
小学校校舎 小学校低学年の授業風景1 小学校低学年の授業風景2 小学校低学年の授業風景2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・就学前教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ララシュ県教育局

3)任地( ララシュ県ララシュ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ララシュ県教育局は県内の就学前、初等および中等教育機関(県内の小学校140校、中学校27校、高等学校16校、そのうちララシュ市内に小学校55校、中学校16校、高等学校12校)の運営全般に関する監督機関であり、運営指導、カリキュラムの策定、教育統計の作成、教職員の人事管理や研修等を行っている。「教務課」「総務・財務課」「学校環境・指導課」「計画・学区課」「建設・機材・整備課」「人的資源管理課」「法務・広報・パートナーシップ課」「研修センター」「情報システムセンター」の9つの課とセンターからなり、70名の職員が在籍している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では初等教育の就学率はほぼ100%(2019~20年度)に達しているが、留年率・退学率は依然として高く学習到達度の低さ、都市部と地方部の格差など公的教育の質の低さが課題となっている。また、同程度の経済水準の国と比較しても児童の算数における学習到達度が低いことが確認(国際数学・理科教育動向調査2019年では小学校算数の学習到達度は58ヶ国中54位)されており、同国の算数教育を含む教育の質の改善は重要な開発課題となっている。JICAは2014~18年に「公平な教育振興プロジェクト」を実施し、初等算数教育を中心に教育の格差是正を支援し、本プロジェクトの後継案件が2023年7月から開始予定。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

市内の公立小学校の中から配属機関と協議の上、活動する学校を選定し、以下の活動を行う。なお、算数の標準授業時数(1年~6年)は週5時間。
1. 現地教員とともに算数授業の実施と児童の理解度向上への支援。
2. 現地教員に対する算数授業の指導法に関する助言。
3. 管轄内の算数を担当する教員に対する勉強会の実施支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、黒板

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】 教務課の課長(男性・40代)、初等教育担当
【活動先同僚/活動対象者】 教員
【活動対象者】 児童(6歳~13歳ぐらい、クラス当りの児童数30~40名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間に語学研修を行う。
・配属先のフェイスブック: https://www.facebook.com/DPMEN.LARACHE/?locale=fr_FR