要請番号（JL46923B03）
募集終了
12代目
| ・2024/2 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
高等教育・科学研究・イノベーション省
2）配属機関名（日本語）
モハメッド5世大学
3）任地（ ラバト県ラバト市 ） JICA事務所の所在地（ ラバト県ラバト市 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
本大学は1957年に設立され、全国に12ある国立大学の1つでラバト市内及びサレ市内に複数のキャンパスを有し、全学生数約88,000名。日本語講座が開講されている文学・人間科学部の他に、理学部、歯学部、医学・薬学部、教育科学部、法・経済・社会科学部の6学部と12の機関が設置されている。文学・人間科学部では約12,000名の学生が教育学、イスラム学、哲学、地理学、史学、情報学、アラビア語、英語、仏語、葡語、独語、西語、伊語、中国語の学科及び修士・博士課程で学んでいる。日本語の授業(Al Irfane-Souissi IIのキャンパス)は、学生・一般向けの公開講座(単位の対象外)の位置付けとなる。
【要請概要】
1）要請理由・背景
本大学では国際交流基金による日本語教育が1982年～2005年まで行われ、その後JICA海外協力隊に引き継がれ、学生(学部を問わず)と一般を対象に公開講座が実施されている。アニメやマンガなどを入口として日本に興味を持つ学生や一般市民も多く、大学としても講座の継続を望んでいる。6年ほど前より、モロッコ人の臨時講師(2022～2023年度は4名)を雇用し、コロナ禍で協力隊員不在の時期も講座を実施するなど、現地講師との協働や役割分担が確立されつつあるが、臨時講師の勤務日数が週1回土曜のみと少ないこともあり、現地講師主体で講座を運営・実施するまでには至っていない状況である。2023年2月から前任となる隊員が活動中。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
大学責任者や同僚と協議しながら以下の活動を行う。
1. 日本語講座の運営(受講者の募集、クラス編成、試験・成績付け等の事務全般を含む)
2. 日本語講座の授業実施(週6コマ10時間程度、隊員は中級以上のクラスを主に担当、臨時講師の授業のサポートも行う)
3. 日本文化理解向上のためのイベントの企画・開催
4. 他大学の同職種隊員やモロッコ人日本語関係者と協力し、日本語能力試験(JLPT、例年本大学が試験会場となっている)や日本語スピーチ大会の実施支援
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語専用教室(インターネット環境なし)、一般教室(土曜のみ)、パソコン、プロジェクター、CDラジカセ、日本語関連書籍、日本文化紹介物品(茶道、書道セット、浴衣、折り紙等)、『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』
4）配属先同僚及び活動対象者
【配属先責任者】文学・人間科学部副学部長(女性・60代、2023年8月に退官予定)
【配属先同僚】モロッコ人臨時講師4名(土曜日の入門・初級クラス担当、女性2名30代、男性2名30～40代、指導年数1～4年、N3～N2保持者)
【活動対象者】(2022～2023年度)学生・一般約70名(男女・10～40代、日本語初心者N5～上級N1レベル)
5）活動使用言語
フランス語
6）生活使用言語
アラビア語
7）選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（日本語教育に関する資格）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：高等教育機関で指導するため
[経験]：（実務経験）3年以上 備考：経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（地中海性気候） 気温：（5～40℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間中に語学研修を行う。
文学・人間科学部のホームページ: http://www.um5.ac.ma/um5/stand-flsh