2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46923B04)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2025/1
生物の講義風景 生物実験室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・就学前教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

マラケシュ・サフィ地方教員養成センター

3)任地( マラケシュ県マラケシュ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

各地方に設置されている教員養成の施設で、小学校、中学校および高等学校の教員、職員の養成とともに、学校幹部の研修を行っている。配属機関は本校(Centre)の位置づけで、マラケシュ市内に2ヶ所、同地方のサフィ、エッサウイラ、エルケラデスラグナの3ヶ所に分校(Antenne)がある。入学資格は学士(バカロレア+3年、主に理科教育に関連するもの)以上、30歳未満、養成期間は2年間で、1年目がセンターでの座学、2年目が現場での実習が主となり、開講期間は12月~7月となる。学生数は全体で約1200名、本校630名。同センターには2014年から2020年まで「理科教育」のシニア海外協力隊2名を派遣。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では初等教育の就学率はほぼ100%(2019~20年度)に達しているが、留年率・退学率は依然として高く学習到達度の低さ、都市部と地方部の格差など公的教育の質の低さが課題となっている。また、同程度の経済水準の国と比較しても児童の算数や理科における学習到達度が低いことが確認(国際数学・理科教育動向調査2019年では中学校数学と理科の学習到達度は39ヶ国中39位と37位)されており、同国の算数教育を含む教育の質の改善は重要な開発課題となっている。JICAは2014~18年に「公平な教育振興プロジェクト」を実施し、初等算数教育を中心に教育の格差是正を支援し、本プロジェクトの後継案件が2023年7月から開始予定。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

中学校・高等学校教員養成課程の Sciences de la Vie et de la Terre(SVT、生物と地学)を担当する講師とともに以下の活動を行う。
1.同僚講師と共にシラバスに沿った生物または地学の授業(主に実験、1年生対象)を行い、授業内容の改善に対する支援を行う。(授業は週5日、計10コマ30時間、SVT4コマ12時間、3グループに分かれての実施)
2.教材の開発、作成方法、使用に関する助言を同僚教員に行う。
3.教育実習の授業を見学し、効果的な指導法に関する助言を学生(実習生)に行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

生物(または地学)実験室、実験器具

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先責任者】センター長(男性・50代)
【配属先同僚】生物・地学担当講師(男性4名女性2名・40~50代)
【活動対象者】中学校・高等学校教員養成課程(SVT)の学生約150名(各学年約75名、女性7割男性3割ほど・20代、クラス当りの学生数25~30名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員養成に関わるため

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

[参考情報]:

 ・生物実験や地学実習の指導経験(なるべく)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間に語学研修を行う。
・配属先のフェイスブック: https://www.facebook.com/crmefms/