【配属機関概要】

3）任地（ ラバト県ラバト市 ） JICA事務所の所在地（ ラバト県ラバト市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

教育指導計画センターは国民教育省の監督下にある教育指導および計画に関する管理職の養成機関として1961年に設立された。5年以上の経験を有する教員を対象に教育計画(①学校及び大学の統計データの精緻化と分析、②国・地方・県レベルでの教育開発計画の作成・実行・評価、③学区の策定・実施)、又は、教育指導(①教務及び学校運営の評価に係る技術的手法の実施、②情報、アドバイス及び教育・職業に係る指導の組織的な実施、③学校や他教育機関で行われる様々な活動への積極的な参加)について2年間の研修を行っている。同センターの施設としては、大会議場(1)、階段教室(2)、教室(7)、IT教室(2)、会議室(2)、科学研究室(2)、管理室(18)、図書室(1)、遠隔授業用スタジオ(2)。

【要請概要】

1）要請理由・背景

デジタル化推進の流れを受けて、国民教育省としてもデジタルやオンラインを活用した人材育成を促進し、中央のみならず、地方レベルの関係者にとっても様々なサービス(情報収集、生涯研修、フォローアップ、能力診断など)へのアクセスを可能にするデジタルプラットフォームの構築を目指している。児童を対象とした能力診断についても、デジタル化を検討しており、実現の可能性やニーズを確認するべく配属先内に検証チームが発足したところである。デジタルプラットフォームの設計、開発に必要なITスキルの向上を通じた同チームの強化が重要な課題となっている。同職種の隊員を派遣している国立デジタル教材研究所(同じ国民教育省の機関)で働いていた職員が本配属先に異動となり、海外協力隊員の協力を得てこの課題を解決したいとの意向があり、今回の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先責任者や同僚と協議しながら、ウェブ(プラットフォーム)・ソリューションに関する以下の活動を行う。
1.児童を対象に現在紙媒体で行っている精神測定テストのデジタル(アプリ)化の促進
2.配属先のウェブサイトの改善
3.ウェブサイトの開発や概念に関する関係者の能力・技術向上のサポート

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

隊員活動に必要なパソコン等の機材

4）配属先同僚及び活動対象者

【配属先責任者】センター長(男性・50代)
【配属先同僚】 デジタル担当職員(男性・40代)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う。