要請番号(JL46925A10)
募集終了



・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・海洋漁業・農村開発・水・森林省
2)配属機関名(日本語)
農業・海洋漁業・農村開発・水・森林省サフィ県スイラケディマ支局
3)任地( サフィ県スイラケディマ町 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地スイラケディマでは町民の多くが漁業関連産業で生計を立てており、漁業の発展と並行して町は発展してきた。配属先であるスイラケディマ支局は町役場や、漁業組合と連携しながら将来の資源管理型漁業を見据えた漁業行政を担っている。JICAでは長きにわたる専門家派遣の他、1998年に無償資金協力により零細漁村整備を実施、また2025年からは新世代漁港整備の実施が予定されるなど様々な形で町の発展に貢献している。2009年~2015年にかけて3名の隊員が配置され海産物の作成指導や販売の提案、女性グループに対する支援などの活動を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スイラケディマは、これまでの継続した日本からの支援の成果により、経済発展や地域住民の生計向上を実現してきた経緯がある。2025年から開始される無償資金協力による新世代漁港整備の実施のタイミングで、漁港を中心とした更なる地域社会の発展に対する機運が高まり、、零細漁業の持続的な発展、水産資源を利用した観光振興および女性を中心とした地域住民に対する活動の提案など、包括的に地域発展のための提案と活動を行う隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先である水産支局の関係者や漁民、そして地域住民を対象とした以下の活動を行う。
1.漁港の衛生管理や安全に関する活動の提案と実施(例 市場の清掃作業や、海難事故防止など安全に関する講習の実施)。
2.観光開発に対する活動の提案と実施(例 海産物販売や、ビーチの有効利用など)
3.漁港の有効活用に対する提案と実施(例 製氷機の販売管理、漁船の停泊方法など)
4.女性等、地域住民の活動支援(例 女性グループの組織化、海産物の製造や販売などの活動の提案)。
5.その他、隊員の得意とする活動の提案と実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、デスク、椅子など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
支局長 50代 男性
支局関係者 男性約10名
活動対象者:
町民 約13,000人
漁業組合員 約500人
漁民 約1,000人(登録船舶数 約350隻)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
・農林水産業および関連する加工業等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間に語学研修を行う。