2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46925A12)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究・イノベーション省

2)配属機関名(日本語)

ムーレイ・イスマイル大学

3)任地( メクネス県メクネス市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本大学は1989年に設立され(2学部は1982年にフェズの大学として設立)、全国に12ある国立大学の1つでメクネス市及びエルラシディア市にキャンパス(5学部、4機関)を有し、全学生数77,630名、教員及び職員1,673名。日本語講座が開講されるメクネス市内のキャンパスには文学・人間科学部の他に、理学部、法学・経済・社会学部、高等技術学校、国立芸術工芸学校、高等師範学校、国立経営管理学校が設置されている。文学・人間科学部では約9,000名の学生がアラビア語、仏語、英語、西語の語学・文学、地理学、イスラム学、史学、社会学、哲学の学科及び修士・博士課程で学んでいる。日本語の授業は、学生向けの公開講座(単位の対象外)の位置付けとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の高等教育機関における日本語教育は、国際交流基金の専門家が派遣されていたラバトの他、複数の国立大学で公開講座として実施されており、本大学においても、日本(文化)の理解を深めることを目的とした日本語講座の開設を希望し、初代の日本語教育の隊員派遣(2024年2月)を受けて公開講座がスタートした。公開講座ということもあり、継続的な受講が難しい一面(他大学同様、学年度末の受講者は登録時の 1/2 か1/3 に減少する傾向にあり)があるが、意欲的な学生も多く、大学としては引き続き講座の実施を望んでおり、後任の要請に至った。日本語講座を担当するモロッコ人講師はおらず、隊員中心の活動となるが、日本語(日本文化)のクラブの発足、運営をサポートし同クラブを巻き込んだ活動も期待される。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先責任者と協議しながら以下の活動を行う。なお、一緒に教えるモロッコ人講師はいないため、隊員が講座の運営・実施を担当する。
1. 日本語講座の運営(クラス編成、試験・成績付け等の事務全般を含む)。
2. 日本語講座の授業実施(週8~10コマ16~19時間程度、レベルは入門から中級程度、各年の状況により変更あり)。
3. 日本文化理解向上のためのイベントの企画・開催。
4. 他大学の同職種隊員やモロッコ人日本語関係者と協力し、日本語能力試験(JLPT、12月)や日本語スピーチ大会(2~4月頃)の実施支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語専用教室、パソコン(インターネットに接続)、プロジェクター、日本語関連書籍
前任の隊員は教材として『まるごと』『げんき』を使用

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先責任者】 文学・人間科学部長(男性・50代)、副学部長(男性・50代)
【配属先同僚】 文学・人間科学部の事務スタッフ(女性・50代)
【活動対象者】 日本語講座の受講学生(約100名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関で指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間に語学研修を行う。
配属機関のホームページ
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