要請番号(JL46925B04)
募集終了
3代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連帯・社会統合・家族省
2)配属機関名(日本語)
国民共済事業団 シディカセム県支局
3)任地( シディカセム県シディカセム市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は、国民生活の安定と社会振興のため、学業中退者、また経済的・社会的に困難な状況にある女性、孤児、高齢者、障がいのある人などへの保護や支援をとおして、格差をなくし地域社会への再参加、ならびに生活の自立・再建を促し福祉を向上させるために設立された公的事業団体である。その主な柱のうちの一つである職業訓練事業は、経済的事情などにより教育を受けられなかった若者や女性を対象に、地域NPOと連携して職業訓練の場を提供し、就労に移行させるための技術指導を行っている。配属先の県支局は、県内に複数ヶ所ある職業訓練センターを統括管理しており、訓練分野には情報技術、料理、裁縫、美容、自動車整備、電気設備などのコースがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モロッコは堅調な経済成長を続ける一方で、都市部と農村部の社会的・経済的な格差、とりわけ地方では若年層の高い失業率といった課題を抱えている。同事業団では各種職業訓練コースを提供し、知識・技術の習得を促す事業が進められてきた。訓練センターでは予算不足、訓練生の就学レベルのばらつき、様々な理由により訓練の途中でドロップアウトしてしまうといった課題もあるため、担当講師と協力しながら授業の質改善、修了率・就職率の向上を目指した支援が望まれている。これまで2代の隊員が派遣されて活動を行っており、継続した支援が求められ後任が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
県内にある訓練センターの同僚と協働した次の活動が期待されている。
1. ワード、エクセル、パワーポイントの操作、PCメンテナンス、PC設定等の指導。
2. 必要に応じて授業内容やカリキュラムの見直し、教材作成。
3. 訓練生のドロップアウトを防ぐためのモチベーション喚起やフォローアップ。
4. 可能な範囲で訓練生への進路開拓支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC10~15台(Windows 7)台数や機種はセンターによって異なる
4)配属先同僚及び活動対象者
県支局長(男性・40代)
各職業訓練センター長
各職業訓練センター講師(1~2名)
訓練生 1クラスあたり10~15人前後(男女、主に20代)
※訓練センターにより講師・生徒数は異なる。
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:訓練生・同僚への指導が必要
[参考情報]:
・PCメンテナンスの知識・経験あれば尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5 ~ 40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
PCの設定や講義資料は基本フランス語であるが、日常生活において必要となるため、赴任後に現地語(モロッコ方言アラビア語)の研修を行う。
