要請番号（JL46925B06）
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
保健・社会保障省
2）配属機関名（日本語）
シシャウア県保健支局
3）任地（ シシャウア県シシャウア市 ） JICA事務所の所在地（ ラバト県ラバト市 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 鉄道+車 で 約 5.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属機関である県保健支局は、県病院と保健センター及び簡易診療所を管轄しており、地域保健分野においては地域保健担当部署が母子保健や地域保健、および巡回診療などを担当しており、母子保健分野においては地域保健センターが妊婦健診、家族計画、乳幼児の予防接種などの医療サービスを提供している。最近モロッコでも注視されている生活習慣病予防も含め、妊婦への栄養指導も効果的であるため啓発活動の強化が望まれている。
【要請概要】
1）要請理由・背景
モロッコでは近隣中東諸国に比べて妊婦及び乳幼児死亡率が高く、その傾向はとりわけ地方において顕著である。保健・社会保障省は「母子保健行動計画」を立案し、母子保健指標の改善に取り組んでおり、その一環として母親学級の普及に力を入れてきたが、近年のコロナ禍の影響で多くの保健センターで定期開催や継続開催ができていないところもある。よって現状の把握とともに母親学級の周知と継続的な定期開催、また栄養指導を含めた妊婦への啓発及び同僚との協働に関する支援の要望が挙げられた。
2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）
県保健支局の地域保健担当部署に所属し、母子保健担当者等と協力した下記の活動が期待されている。なお、身体への侵襲行為は行わない。
1. 県内各保健センターで実施されている母親学級の実施状況の把握、追跡調査を行う。
2. 各センターの母親学級の普及と定着に向けた活動を行う。
3. 産前・産後健診の質の向上、栄養指導の啓発活動を行う。
4. 母子保健サービスの改善に向けた支援を行う。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
啓発用教材など
4）配属先同僚及び活動対象者
県支局長(男性)
母子保健担当者(女性)
各保健センターの医師、助産師、看護師、他スタッフ
5）活動使用言語
フランス語
6）生活使用言語
アラビア語
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（助産師）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（実務経験）3年以上 備考：業務遂行上必要
[参考情報]：
・母親学級の経験があれば尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（ステップ気候） 気温：（5 ～ 45℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
本要請は啓発活動のみで身体への侵襲行為は行わない。
活動及び日常生活において、現地語(モロッコ方言アラビア語)の使用も多いため、赴任後現地語の研修を行う。