2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46925B07)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省・科学研究・イノベーション省

2)配属機関名(日本語)

アブドゥルマリク・エッサーディ大学

3)任地( テトゥアン県テトゥアン市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属機関である大学はモロッコ国内に12ある国立大学の一つでモロッコの北東部に位置する6つの市にキャンパスを有する総合大学である(10学部、7研究機関、学生約17万名、教員約1300名、職員約600名)。任地テトゥアン市にある宗教学部キャンパス(学生数約1400名、教員数約60名)には地域史学、哲学・イスラム思想学、コミュニケーション文明論学、そして言語学の学科が設置され、言語学科では、現在、アラビア語、フランス語、スペイン語、英語の講義を行っている。日本語講座は、学生または教職員向けの公開講座として取得単位の対象外の位置づけとなり、キャンパス内にある「語学・文化センター」で行われる予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モロッコでは2025年8月現在、5名の日本語教育隊員がラバト、マラケシュ、フェズ、モハメディア、メクネスの大学に派遣され活動中である。昨今はアニメや漫画、そしてソーシャルメディアの影響もあり日本語学習者は増加しており、また学習者の所在地域も大都市だけではなく、地方都市にも拡大している。同大学が位置するモロッコの北東部地域も同様に日本語学習者は増加しているが、現在、日本語講座は開設されていないため同大学からの公開講座設置の要望に基づきJICAボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属機関である大学の語学・文化センターにおいてセンター長や関係者と協力した以下の活動が期待されている。
1.新規開校する日本語公開講座のコースデザインを行う。
2.日本語講座の運営と授業を行う(受講者募集、クラス編成等、レベルは入門から初級が中心、週間授業数は未定)。
3.日本文化理解向上のための活動を行う(イベント企画と実施)。
4. 他の日本語教育隊員やモロッコ人日本語関係者(支援団体)と協力し、日本語能力試験(JLPT)や日本語スピーチコンテストの実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、プリンター、コピー機、教材やその他の機材等については、任地配属後に配属先責任者と調整する。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:語学・文化センター長(男性・50歳代)
語学・文化センターのスタッフ(数名程度)。

活動対象者:日本語講座の受講者
(約50名程度を予定、レベルは初心者が中心)。
※他大学の実績から積算)。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:高等教育機関で指導するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(モロッコ方言アラビア語)は、現地訓練期間に語学研修を行う(2週間程度)。
・参考資料(大学のホームページ フランス語/アラビア語) https://www.uae.ac.ma/