2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47522A03)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

エル・マナール大学ブルギバ現代語学研究所

3)任地( チュニス県チュニス市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都チュニス市にある国立エル・マナール大学付属の語学研究所であり、一般公開講座を実施する国内最古の語学学校の一つである。同研究所は、正則アラビア語部、英語部、多言語部の3学部からなり、日本語は多言語部の中の一つに含まれる。全体の生徒数は約7000名、常勤講師は約100名、非常勤講師は約500名を数える。日本語講座は、1999年に同研究所でアラビア語を学んでいた日本人留学生により、社会人及び学生を対象として開設されて以降、現在に至る。2022年8月に短期隊員(11ヵ月)派遣予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は、伝統的な親日国であり、剣道や柔道、近年ではアニメや漫画といった幅広い日本文化に興味関心を持つ人々が多い。そのため日本語教育には一定の需要がある。配属先はそうした需要に応えるべく、開設以降、現在まで在留邦人が入れ替わりで講師を担いながら運営を続けてきている。そのため、本講座は日本語教授法の専門性欠如に起因して体系的な講義実施が難しいという課題がある。こうした背景から、配属先は将来的には、チュニジア人講師による自立した運営体制の確立を目指し、引き続き海外協力隊による協力が期待され、要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚らと協力しながら、以下の活動を行う。
①一般公開講座「日本語」の授業を実施する。(レベルは、入門~初級。現状は、週4回、1回2時間程度。配属先からは、受講者の需要に応えるために、週あたり最大14時間程度の授業が期待されている。授業の時間帯は、夕方から夜間。)
②日本語及び日本文化の普及啓発に寄与する各種イベントの企画及び実施を行う。
③同大学工学部をはじめとする日本への留学希望学生が多い学部・機関において授業を行う。
④チュニジア人日本語講師の育成を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、事務用品、教材『みんなの日本語』

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
校長:50代、男性、言語学部長:女性
講師:2名、1名は、日本人、60代、女性、2009年から同校で指導。1名は、チュニジア人、40代、男性、日本で博士号取得(非日本語教育)、アシスタント
活動対象者
学生及び社会人:約100名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請に基づく

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(7~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては、フランス語も通用するが、口語においては、一般にアラビア語チュニジア方言が使用される。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。