2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47522A06)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

チュニジア柔道連盟ケルアン支部
NGO

3)任地( ケルアン県ケルアン市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チュニジア柔道連盟は1965年に青少年・スポーツ省管轄下に創設され、現在、全国には約180の加盟組織がある。同連盟は、国際大会への選手派遣、国内大会、強化合宿、コーチ研修、審判研修、昇段審査の実施等を通じ、柔道の普及及び発展に努めている。配属先は同連盟のケルアン支部であり、日々利用者・選手の指導に当たっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において、柔道は非常に人気のあるスポーツである。近年は、多くの選手が国際大会に出場を果たす等、アフリカ内において、最も高い競技レベルの国の1つとなっている。指導者の中には国際大会での入賞者や日本人柔道家による指導、本邦研修を受けている者もいるが、全体としては、慢性的な指導力の不足が指摘されている。配属先のケルアン支部は、ナショナルチームの約6割を輩出する強豪である。しかし、礼儀作法や精神面での修練が追い付いていないという課題に直面している。こうした背景から、今般、海外協力隊による選手・指導員双方への競技技能指導や柔道を通した心身の鍛錬及び修養への取り組みが期待され、要請に至った。なお、当国では、過去8名の柔道隊員の派遣実績がある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
①選手に対して、競技技能の指導を行う。
②柔道を通して、心身の鍛錬及び修養といった全人間的な青少年育成を支援する。
③ナショナルチーム候補選手に対し、強化指導を行う。
④指導員の指導技術の向上のために助言や提案を行う。
余裕があれば、柔道の普及振興に係る活動の企画・実施も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場、畳等(3試合同時可能、競技会用観客席、表彰台設置)、トレーニングルーム(トレーニング機器設置済み)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
支部長:60代、男性、7段
指導員:40代後半、男性、他数名の指導員が在籍
活動対象者
選手・利用者:男女、約100名、10~20歳

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望に基づく

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(7~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては仏語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が行われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。