要請番号(JL47522A07)
募集終了

・2023/1 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
チュニジア柔道連盟スファックス支部
NGO
3)任地( スファックス県スファックス市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チュニジア柔道連盟は1965年に青少年・スポーツ省管轄下に創設され、現在、全国には現在約180の加盟組織がある。同連盟は、国際大会への選手派遣、国内大会、強化合宿、コーチ研修、審判研修、昇段審査の実施等を通じて、同国の柔道の普及及び発展に努めている。配属先は同連盟のスファックス支部である。同支部には、現在12~19歳の男女約65名の選手が在籍しており、日々稽古に励んでいる。道場は、平日は毎日18時30分~22時の時間帯で開放されており、週末は試合のため遠征等を行っている。過去、同連盟は計8名のJICA海外協力隊員を受け入れており、そのうち1名は同支部である。年間予算は、連盟全体で約4,000万円であり、その70%は青少年・スポーツ省からの助成金である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国において、柔道は非常に人気のあるスポーツである。近年は、多くの選手が国際大会で出場・入賞を果たす等、アフリカ内でも、最も高い競技レベルの国の1つとなっている。その一方で、柔道連盟は今後の当国の柔道の発展を見据える上で、国内全体の指導力の底上げが重要な課題と認識している。配属先であるスファックス支部は、東京オリンピックにも出場を果たし、現在国内で最も著名な女性選手を輩出した支部である。係る背景から、同支部は活動の重点目標として、女性選手の競技人口の拡大及び競技技能の向上を置いている。ゆえに今般、とりわけ女性選手の競技技術の向上や指導力の向上、女性の競技人口の拡大等の取り組みが期待され、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
①選手に対して、競技力向上のための指導を行う。
②柔道を通して、心身の鍛錬及び修養といった全人間的な青少年育成を支援する。
③指導員の指導技術の向上のために助言や提案を行う。
余裕があれば、同国の柔道の普及振興に係る活動の企画・実施も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(柔道畳あり):町の中心部2か所①400㎡②100㎡、スポーツセンター(建設中)350㎡
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
連盟会長:60代、男性、7段
技術顧問:40代後半、男性
連盟南部地域会長:60代、男性
指導員:50代、男性
活動対象者
12~19歳の選手、男女、約60名、そのうち特に女性
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要望に基づく
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望に基づく
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・競技経験が10年以上であれば、二段も可とする
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(6~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地においてはフランス語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則
アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。