2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47522B09)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

スース公立音楽学校

3)任地( スース県スース市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1976年に設立された文化省管轄下の公立音楽学校である。青少年の豊かな情緒や芸術的感性を育むことを目的とし、5~25歳の生徒を対象にアラビア及び西洋音楽のソルフェージュ、音楽理論、楽器(ピアノやバイオリン、ギター等、 西洋楽器及びアラビア民族楽器)の指導を行っている。全国には13の公立音楽学校が設置されており、本配属先はその一つである。生徒数は約450名である。年間予算は約160万円である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の初等教育カリキュラムには音楽の授業が組み込まれている。しかしながら、実際にはそのほとんどの学校には楽器が設置されておらず、授業は教科書を用いた座学のみの不十分な内容になっている。そのため、楽器演奏等、実践的な音楽教育を望む生徒たちの多くは、放課後の時間帯を活用し、配属先のような音楽学校に週1回程度通い、レッスンを受けてい る。配属先の技術・指導レベルは、日本で言うところの初級者から中級者を対象とした音楽教室レベルである。ピアノ科には生徒約100名が在籍する。現状は、十分な演奏指導技術を持つ講師が不足している課題がある。こうした背景から、同科生徒に対しての個人レッスンはもちろんのこと、同僚に対しての技術指導も含めた配属先の全体の音楽教育水準向上が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
1. ピアノ科生徒各人の技術レベルに合わせた演奏技術の指導を行う。
2. 楽器の専攻選択前の1年目の生徒に対してピアノ演奏入門クラスの実施・運営を行う。
3. 配属先が開催する音楽コンサートや発表会等に向けた演奏技術の指導を行う。
4. 同僚の音楽教育及び指導力の向上を目指したセミナーやワークショップの企画・運営・実施を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

個人用ピアノレッスン室、レッスン用アップライトピアノ

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
学校長:40代、男性(調律師)
職員:30名、各楽器指導講師を含む
活動対象者
ピアノ科生徒:約100名 6~18歳

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:活動対象者の性別を考慮して

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請に基づく

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・ピアノの指導経験

[参考情報]:

 ・ピアノ演奏経験10年以上/必ず

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においてはフランス語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。