要請番号(JL47525A04)



2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青少年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
グロンバリア金のぶどう協会
NGO
3)任地( ナブール県グロンバリア市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、全国に45あるチュニジア卓球連盟の加盟組織の一つであり、1999年に設立された女子卓球クラブである。同連盟は、卓球を通じて青少年の健全な育成を支援することを理念としており、配属先もその理念に沿って活動している。配属先には現在6~25歳の利用者・選手が約50名在籍している。練習場は、市から提供された専用の練習施設を利用している。年間予算は約90万円であり、それらは主に関係者からの寄付によるものである。選手1名(女子、20歳)は、東京オリンピック出場の経験が有る。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、平日及び土曜日に利用者へ開放されており、常時3名の指導員が練習指示や指導を行っている。また、日曜日には遠征を実施することもある。選手及び指導員は、共に大変熱意を持って取り組んでいる。その結果、配属先では全国大会でこれまでに170個以上のメダルを獲得し、国内チャンピオンも輩出している。また、配属先は近隣の3つの小学校と提携を結び、体育の授業で卓球を教える等、グロンバリア市のスポーツや青少年活動を支える重要な役割を担っている。そうした背景もあり、より高い競技レベルへの到達のために、質の高い技術指導や練習方法を期待し隊員が要請された。2023年8月より初代隊員が活動中である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
①6~25歳の各年代の練習に参加し、選手たちに競技技術の指導を行う。
②同僚の指導員に対し、効果的な練習方法や指導案を提案し、その実践を支援する。
③卓球を通して、道徳や規律、マナーやスポーツマンシップの大切さを教える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
卓球台(6台)、ラケット、ボール
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
会長:男性、70代
指導員:男性2名(40代 指導経験24年、50代 競技経験50年)、女性1名(30代 競技経験13年)
活動対象者
地域の青少年(女子)、6~25歳、約50名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:活動対象者の性別を考慮して
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:業務上必要
(指導経験)2年以上 備考:同僚への指導も必要であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~31℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地ではフランス語も通用するが、口語においては一般にアラビア語チュニジア方言が使用される。正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。着任後は、アラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。