2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47525B02)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2027/1
キャンパス 文学・芸術・人文学部の建物 教室① 教室① 教室①

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

ラ・マヌーバ大学

3)任地( ラ・マヌーバ県ラ・マヌーバ市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都チュニス市の西10kmほどに位置し、チュニス大学を母体として2000年に設立された公立大学となる。全学生数約14,000名、教職員数約1,400名で、文学・芸術・人文学部と14の高等教育機関(獣医、情報科学、デジタル経済、商業、デザイン科学技術、報道・情報科学、バイオテクノロジー、会計・経営、図書情報学、チュニジア現代史、特別支援教育、マルチメディア芸術、スポーツ・体育、工科)が設置されている。文学・芸術・人文学部では約4,000名の学生がアラビア語、フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、史学、地理学の学科及び修士・博士課程で学んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は伝統的に親日的な国であり、マンガやアニメをきっかけに日本に関心を持つ学生も多く、大学公認の日本文化クラブも存在している。また、同大学は学科にとらわれず、多様な言語を学生に学ばせたいという意向があり、今回の要請に至った。同大学では20年前からKOICAボランティアによる韓国語講座が実施されているほか、トルコ語、ポルトガル語、ルーマニア語等の講座も開講されている。日本語講座を担当するチュニジア人講師はおらず、講座の運営・実施は主に隊員が担うことになるが、前述の日本文化クラブとの連携による活動も期待されている。なお、日本語の授業は学生向けの公開講座として実施され、単位の対象外となる。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

文学・芸術・人文学部の関係者と協議しながら以下の活動を行う。
1.新規開講する日本語公開講座のコースデザイン
2.日本語講座の運営(受講者募集、クラス編成、試験・成績付け等を含む)と授業実施(レベルは入門~初級、コマ数は未定)
3.学部内のクラブ(Otaku Society Club FLAHM 、主にアニメ・マンガ文化の共有、交流、イベントを企画)と連携した日本文化理解向上のためのイベントの企画・開催
※ 試験・夏休み期間中(6~8月)は公的な授業がないため、配属先関係者等と調整の上、集中講座やイベント等の企画を模索する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、プロジェクター、コピー機。教材やその他の器材等については、任地配属後に配属先責任者と調整する。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先責任者】 文学・芸術・人文学部の教務課長(女性・50代)
【配属先同僚】 文学・芸術・人文学部の事務スタッフ
【活動対象者】 日本語講座の受講学生(50~100名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関で指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地ではフランス語も通用するが、一般にアラビア語チュニジア方言が使用されており、着任後にアラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。
大学ホームページ 学部ホームページ