2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47525B07)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

モナスティール公立音楽・ダンス学院

3)任地( モナスティール県モナスティール市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、全国に24校ある文化省所管の公立音楽・ダンス学院の1つであり、青少年の豊かな情緒や芸術的感性を育み、芸術表現に不可欠なスキルやツールを提供することを目的に1986年に設立された。6歳から16歳までの生徒を対象に、アラブ音楽及び西洋音楽のソルフェージュ、音楽理論、楽器(ピアノ、バイオリン、ギター等の西洋楽器やアラビア民族楽器)の指導を行っている。生徒数は約480名、講師数約30名。開校時間は、通常、月~金曜の14~20時及び土曜日の14~17時。年間予算は24万DT(約1,200万円)、配属先には過去3名の音楽隊員を派遣。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の初等教育カリキュラムには音楽の授業が含まれているが、ほとんどの学校には楽器が設置されておらず、授業は教科書を用いた座学中心の内容となっている。そのため楽器演奏など実践的な音楽教育を望む生徒の多くは、放課後の時間を活用して、配属先のような音楽学校に週1~2回程度通い、レッスンを受けている。配属先にはピアノ専攻の生徒が約135名在籍しており、現在は4名の講師がその指導にあたっている。生徒のレベルは、概ね初級から中級程度となる。前任者は、日々の個人レッスンに加え、体系的な指導体制の構築を目的としたワークショップの開催や、オーケストラでの伴奏など、精力的に活動を行った。配属先としては、引き続き施設全体の音楽教育の水準向上を図るべく、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚講師と協力し、以下の活動を行う。
1.ピアノ科の生徒の個々の技術レベルに合わせた演奏技術指導
2.配属先が企画するコンサートや発表会等の実施支援
3.同僚と知見や経験を共有し合い、体系的なピアノ演奏指導体制の構築
4.配属先のオーケストラでのピアノ伴奏

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、個人用ピアノレッスン室、レッスン用アップライトピアノ、グランドピアノ

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先責任者】施設長(男性・50代)
【配属先同僚】ピアノ科講師4名(男女・30~40代)
【活動対象者】ピアノ科生徒約135名(男女比4:6)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)音楽 備考:配属先の要望

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・ピアノの指導経験

[参考情報]:

 ・ピアノの演奏経験(10年以上)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地ではフランス語も通用するが、一般にアラビア語チュニジア方言が使用されており、着任後にアラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。