2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50323B08)
募集終了

国名
ボツワナ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・能力開発省

2)配属機関名(日本語)

カフェラ小学校

3)任地( カトレン県モチュディ ) JICA事務所の所在地( ハボロネ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カフェラ小学校は、1978年に設立された公立小学校で、プレスクールから7学年までの児童717名が在籍し、教員約25名が勤務している。うち特別支援学級には、様々な障害(知的障害、発達障害、自閉症、ダウン症、身体障害、聴覚障害)を持つ55名(6歳~16歳)が在籍し、資格を有する教員4名と教員助手1名が指導に当たっている。初級、中級のアカデミッククラスと職業訓練クラスから成り、職業訓練クラスでは園芸、洋裁、調理、洗車等の生活に必要なスキルを教えている。設備が不十分ではあるが、特別支援学級の生徒がユニセフ親善大使に選ばれるなど、教師の熱意が感じられる小学校である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

教育・能力開発省は、質の高いケアと支援サービスを通して全ての学習者の総体的な学習を支援し、インクルーシブな教育を提供することを目指して特別支援サービス部を設置している。しかし今のところ、多くの特別支援学級では教師の数が足りず、設備不足で現場の教師が様々な工夫を凝らして学習者の指導に当たっているのが実情である。そこで、障害児教育の専門知識があり、また多くの学習者が強い関心を示す園芸、洋裁、PCスキル等の職業訓練指導をサポートできる人材が必要となり隊員の派遣が要請された。公立小学校の特別支援学級への派遣要請は初めてである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力して、主に以下の活動を実施する。
1.特別支援学級において、様々な障害を持つ学習者(知的障害、発達障害、自閉症、ダウン症、身体障害、聴覚障害)への指導を支援する。
2.様々な障害を持つ学習者に対する指導方法や対応方法を配属先同僚と共有しスキルアップを図る。
3.政府の教育カリキュラムや指導要領、学習教材を学習者の発達状況やニーズに合わせて調整する。
4.生活スキルや職業訓練(園芸、洋裁、基礎的なPCスキル)の指導を支援実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:教員4名(特別支援教育学士過程を修了、女性、20代~40代)、教員助手1名(女性、30代)
活動対象者:特別支援学級児童・生徒55名(6歳~16歳)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教員が大卒のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導や指導計画を作成するため
    (指導経験)2年以上 備考:

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後、現地語学訓練(セツワナ語)を実施。