2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50323B21)
募集終了

国名
ボツワナ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・能力開発省

2)配属機関名(日本語)

NGOキャンプヒル・コミュニティ・トラスト
NGO

3)任地( サウスイースト県オッツェ ) JICA事務所の所在地( ハボロネ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

キャンプヒル・コミュニティ・トラストは、発達障害や知的障害を持つ子どもや若者を対象に、教育や職業訓練などを提供しているNGOである。主に2つの部門に分かれており、一つが5歳から14歳の子どもたちを対象として、ボツワナ政府の作成したカリキュラムをもとに初等教育を実施する小学校の運営である。もう一つが、通常の学校に通うことのできない14歳以上の若者を対象としたIntegrated Learning for Living and Work Programme(ILLWP生活・就業のための統合プログラム)と呼ばれるもので、将来的な自立を目指して作業能力や専門技能、ソーシャルスキルなどの向上のための訓練を実施している。現在活動中の前任者は、小学校を中心に工作や手洗い指導などを実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は知的障害や発達障害を持つ子どもたちや若者を対象に、自立のための幅広いライフスキル習得のための支援を実施している。5歳から14歳の子どもたちが通う特別支援校では特に図画工作やスポーツ、音楽など創造的活動を実施することで学習者の興味関心・能力を引き出しはぐくむことを目指しているが、現在そうした活動を指導できる人材が配属先スタッフにはおらず実現できていない。現在活動中の隊員が様々な授業アイデアや教材を企画・実施し、スタッフと共有している。ゆくゆくは現地スタッフ主体での授業企画と運営が可能となるよう、長期的な支援が必要とされていることから今回の要請に至った。また、14歳以上の若者を対象とした職業訓練校の課外授業の活動アイデアの提案と活動の定着も求められており、これについてもスタッフ主体で実施できるようになるまで時間をかけた支援が必要である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力して、以下の活動を実施する。
1.図画工作、スポーツ、音楽など様々な創造的な活動を通じて、学習者の興味関心や能力を引き出し、それを向上させる。
2.教員の授業計画作成と授業実施をサポートする。また教員やセラピストと協力し、学習者個々に応じた指導計画を作成し、実施する。
3.政府の教育カリキュラムを、学習者の発達状況やニーズに合わせて調整する。
4.ソーシャルワーカーや寮母が学習者の週末課外活動を企画・実施するのをサポートする。
5.職業訓練校のスタッフとも協力し、活動について提案・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、文具、図画工作用道具類

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:小学校校長(40代女性、大卒)、教師20名(特別支援教育又は初等教育のバックグラウンドあり、男性2名、女性18名、20~50代)、その他ボランティアなど非常勤スタッフ
活動対象者:小学生(5歳から14歳の特別支援を必要とするこどもたち。男女約60名)、職業訓練校生徒(14歳以上の知的障害・学習障害を持つ男女約60名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)
    (作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:適切な指導を実施するために必要
    (指導経験)2年以上 備考:指導や指導計画作成等をするため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・配属先敷地内住居(独立家屋)が提供される予定。
・着任後、現地語学訓練(セツワナ語)を実施。