2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50325B10)
募集終了

国名
ボツワナ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

子ども福祉・基礎教育省

2)配属機関名(日本語)

ボネワマン小学校

3)任地( クウェネン県モレポロレ ) JICA事務所の所在地( ハボロネ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ボネワマン小学校は、1978年に設立された公立小学校で、プレスクールから7学年までの児童約660名が在籍しており、モレポロレで唯一特別支援学級を設置している。特別支援学級には、様々な障害(知的障害、発達障害、自閉症、ダウン症、身体障害、聴覚障害)を持つ57名(6歳~18歳)が在籍し、資格を有する教員6名と補助教員3名が指導にあたっている。年齢、学習理解度、障害の度合いによって、3段階のレベルに分けて運営されている。任地では人口が増加傾向にあること、周辺に特別支援学級がないことから、児童は日に日に増えている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

子ども福祉・基礎教育省は、質の高いケアと支援サービスを通して全ての学習者の総体的な学習を支援し、インクルーシブな教育を提供することを目指して特別支援サービス部を設置している。しかし今のところ、多くの特別支援学級では教師の数が足りず、設備不足で現場の教師が様々な工夫を凝らして学習者の指導にあたっているのが実情である。そこで、障害児教育の専門知識があり、また多くの学習者が強い関心を示す、図画工作やゲーム性のあるアクティビティの導入、将来を見据えた職業訓練の指導、保護者や関係者への理解とサポート方法の教授等ができる人材を必要としており、JICA海外協力隊の派遣が要請された。他地域の公立小学校の特別支援学級にも同職種の隊員が派遣されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚と協力して、以下の活動を実施する。
1.特別支援学級において、様々な障害を持つ学習者(発達障害、自閉症、ダウン症、脳性麻痺)への指導を支援する
2.政府の教育カリキュラムや指導要領、学習教材を学習者の発達状況やニーズに合わせて調整する
3.将来の自立を見据えた職業訓練(サービス業や手工芸等)の指導を支援する
4.通常学級の教員にインクルーシブ教育の理解・促進を図る
5.特別支援学級の児童に対する保護者や関係者の理解を深め、サポート方法を教授する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机、いす、さをり織りの織り機

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教員6名(特別支援教育学士過程を修了、20代~40代)、教員助手3名(女性、30代)

活動対象者:
配属先教員(通常学級含む)・特別支援学級児童57名(6歳~18歳)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚が大卒のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実技を通した指導が必要なため
    (指導経験)2年以上 備考:現場での指導が必要なため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

着任後、現地語学訓練(ツワナ語)を実施。