要請番号(JL50616B13)
募集終了

・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アジスアベバ市教育局
2)配属機関名(日本語)
マハル グンフレ 小学校
3)任地( アジスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都アジスアベバに位置する小規模な小学校。エチオピアの小学校はGrade1-8(6-14歳)で8年次終了時に全国統一試験を受け、合格者が次の中等学校(セカンダリースクール:Grade10-11)に進学する。生徒数約370名、教師数24名。同校は2016年9月よりG1-6に規模を縮小予定。青年海外協力隊員が一緒に活動する同僚のエステティック教師は2名。本校への青年海外協力隊派遣は初めてとなる。生徒数に対して教師数の比率が高く、丁寧な教育が行われているとの評判で本校に転入してくる生徒も多い。年間予算120万ブル(約610万円:職員急騰すべて含む) 外国の援助は特にない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピア国では、初等教育の普及を国家計画として掲げ、過去10数年間で義務教育就学率は95%以上に改善されたが、小学校では集団行動や規律の遵守など、社会で必要となる社会秩序の行動習得の重要性が認識されつつも生徒数の多さなどの問題で十分ゆきわたっておらず生徒の能力開発が困難な状況にある。また授業面では理論や暗記が中心となっており、いわゆる五体を使った練習や実技を取り入れた授業がほとんど行われていない。小学校低学年では体育・音楽・図工を一つにした科目(エステティック)が確立されているが、同3教科の知識を備えた教員が不足しているため小学校低学年で習得されるべき情操教育が十分に施されていない。他校で活動していた協力隊員の活動姿勢と成果を知る副校長からエステティック教師とのチームティーチングにより現地教員の能力を改善し、さらに直接生徒への情操教育を施してほしいとの強い要請があったものである。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
エステティック同僚教師と協働して以下の活動を行うことが期待されている。
1.小学校低学年(1-4年生)へのチームティーチングによる図工、音楽、体育の授業
2.同僚教師が行う1.の授業に対するより効果的な授業法の助言
3.実技や練習を取り入れた模擬授業による同僚教師への教授法助言
4.教材製作支援
5.現地教員の能力向上支援
6.上記1-5に付帯する活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室
4)配属先同僚及び活動対象者
校長: 女性(30代後半)、大卒
副校長: 男性(30代半ば)、大卒
同僚: 女性 4名(エステティック科資格者2名、無資格者2名)、大卒
活動対象者: 同僚のエステティック科教師
本校の低学年の生徒(Grade1-4:概ね6-10歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:要請元の強い希望
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同レベル以上が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
※現地語(アムハラ語)については同国着任後に学習する機会があるが、インターネットでも自己学習可能。