要請番号(JL50616B14)
募集終了

2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アジスアベバ市教育局
2)配属機関名(日本語)
シメルス ハブテ 小学校
3)任地( アジスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都アジスアベバの市内に位置する小規模な小学校。生徒数約 380名、教師数 25名(内、一緒に活動するエステティック教師は2名)。エチオピアの小学校はGrade1-8(概ね6-14歳)で8年次終了時に全国統一試験を受け、合格者が次の中等学校(セカンダリースクール:Grade10-11)に進学する。本校への青年海外協力隊派遣は2代目となり、本要請時活動中の初代隊員はGrade1-4の低学年でエステティック科目、Grade5-6の中学年で美術と音楽を現地の教師に助言しながら授業している。 本校への外国の援助は特にない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピア国では、初等教育の普及を国家計画として掲げ、過去10数年間で義務教育就学率は95%以上に改善されたが、小学校では集団行動や規律の遵守など、社会で必要となる社会秩序の行動習得の重要性が認識されつつも生徒数の多さなどの問題で十分ゆきわたっておらず生徒の能力開発が困難な状況にある。また授業面では理論や暗記が中心となっており、いわゆる五体を使った練習や実技を取り入れた授業がほとんど行われていない。小学校低学年では体育・音楽・図工を一つにした科目(エステティック)が確立されているが、同3教科の知識を備えた教員が不足しているため小学校低学年で習得されるべき情操教育が十分に施されていない。日本では通常行われているような実技中心の授業を取り入れた現在の協力隊員の活動が生徒や同僚教師から好影響を与えていることによりこれを継続させてほしいことから本要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
エステティック同僚教師と協働して以下の活動を行うことが期待されている。
1.小学校低学年(1-4年生)へのチームティーチングによる図工、音楽、体育の授業
2.同僚教師が行う1.の授業に対するより効果的な授業法の助言
3.実技や練習を取り入れた模擬授業による同僚教師への教授法助言
4.教材製作支援
5.現地教員の能力向上支援
6.上記1-5に付帯する活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、キーボード、画材等
4)配属先同僚及び活動対象者
校長: 男性(30代前半)、大卒
副校長: 男性(40代半ば)、大卒
同僚: 女性 2名(エステティック科資格者)、大卒
活動対象者: 同僚のエステティック科教師
本校の低学年の生徒(Grade1-4:概ね6-10歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等以上のレベル
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務経験に基づいた助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
※現地語(アムハラ語)については同国着任後に学習する機会があるが、インターネットでも自己学習可能。