2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B21)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦教育省アムハラ州教育局

2)配属機関名(日本語)

ケベレ16小学校

3)任地( アムハラ州ゴンダール ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ユネスコの世界遺産を有するゴンダール市に所在し、小学1年~中学2年相当(G1~8)の約2400名の児童・生徒が通う学校。教員数約60名、年間予算約180万円。同配属先は、近隣小学校に対する中心校としての役割を担っており、学校設備の充実や教育の質の向上だけではなく、近隣小学校に対する教育の質改善のサポートが期待されている。また、近隣のゴンダール教員養成大学の学生が教育実習を実施することもある。現在のところ、外国からの直接的な経済援助はなく、JICAボランティア派遣も初めてである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、初等教育の普及を国家計画として掲げており、過去10数年間で義務教育就学率は95%以上に改善された。しかしながら、小学校では集団行動や規律の遵守など、成人後社会で必要となる基礎技能の習得の重要性が認識されつつも生徒数の多さなどの問題で上記の能力開発や習慣の推進が困難な状況にある。また、小学校中学年までは体育・音楽・図工を一つにまとめた科目として確立されているが、同3教科の知識を備えた教員が不足しているため小学校低学年で習得されるべき情操教育が施されていない。学力だけでなく、生徒の社会性や協調性などとともに豊かな感受性や自己表現力の発育をめざした教育手法を行える教員の養成を支援するためボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.同僚教員とのチームティーチングにより、小学1~中学2年生(G1~8)の児童生徒に対し、体育、図工、音楽の授業を担当する。(図工や体育が得意であれば良い。。)
2.上記3科目について、身近な材料を利用した教材の作成や工夫した授業法の提案を行い、教員の技能向上に協力する。
3. 教育行政機関や他のJICAボランティアと連携し、指導力向上や身近な材料を利用した授業の普及に関する研修を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

校庭、教室(黒板、机とベンチ椅子)、教材室(ただし、教材はほとんどない)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性 代 、副校長:1名
G1~4:クラス担当 4名
※G1~4は体育、図工、音楽を統合したエチオピア独自の科目をクラス担任が指導する。
G5~8:担当科目同僚 4名
※G5~8は体育、図工、音楽の科目に分れており、科目担当が指導する。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言が求められる為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には英語に加え、アムハラ語によるコミュニケーションが必要となる。アムハラ語は現地派遣後に語学訓練として学習する機会がある。