要請番号(JL50616B32)
募集終了

・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦教育省アムハラ州教育局
2)配属機関名(日本語)
アブチクリ小学校
3)任地( アムハラ州ドルベテ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アムハラ州の州都バハルダールからミニバスで1時間の町ダングラにある公立小学校。本校は日本大使館の草の根無償資金協力により校舎が本年増築されており、旧校舎を理科実験室に転用している。生徒数約950名、教師数22名。学校は8年制で6-15歳(留年や入学時期年齢により学年と年齢は必ずしも整合していない)。エチオピアの義務教育は小学校まで。またアムハラ州の小学校は通常午前と午後の完全2部制でそれぞれ生徒も教師も入替り、一つの学校に2校あるようなイメージである。本要請調査時は近くにある別の小学校で6年間青年海外協力隊員が活動していた。年間予算約50万円
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では2008年から高等教育機関への入学者数の割合を理工系7割に定めるなど理数科教育の推進に取り組んでいるが、初等・中等教育現場の実験室の未整備や未使用、理科教員不足から依然として理論中心の授業が主流で実験や観察を取入れた実践的な授業の普及が課題となっている。この支援の一環として現地で入手できる材料を利用した実験や器具製作・理科実験室の整備・チームティーチングによる実践的授業の学校への定着を活動の中心としたJICAボランティア理科教育グループ型派遣を推進している。また同地域理科教育隊員による教育行政機関と連携した理科実験導入のための持続的な現地教員研修を実施、定着を目指した活動も行っている。本要請は近隣小学校で活動していた協力隊員が付帯活動として現地材料を利用した理科実験の普及でよく訪問していた学校で、学校長がそのアイデアと協力隊員の活動姿勢への高評価と期待から要請に至ったものである。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.理科実験室の整備
2.現地で入手可能な材料を利用しての理科実験とその実験の現地教師への助言による現地教師の能力向上支援
3.必要に応じて上記2.のための実験器具の製作
4.上記1.2.3.の近隣校への普及
5.州教育局が実施する現地教師対象理科実験セミナーへの協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科実験室、教員室
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚: 5名
対象者:同僚の理科教師(物理、化学、生物)
本校の高学年の生徒(Grade5-7:概ね10-14歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理系 備考:配属先学歴レベルとの調和
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)