2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50622B15)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G131 空手道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
建物外観 道場入口 練習風景① 練習風景① 練習風景①

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

エチオピア空手協会 (Ethiopia Karate Federation)

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エチオピア空手協会はエチオピア国内における空手の普及と選手育成を目的に1993年に設立された政府系組織です。主な活動は国内に169ヶ所ある道場でのトレーニングプログラムのサポート、コーチの育成、大会運営であり、国内10州、2特別市にある地方空手協会のサポート的な役割を担っています。主な資金源はエチオピア政府であり、2021年の予算は約362万ブル(150万円)となっています。配属先のヘッドオフィスには職員が2名在籍していますが、エチオピア空手協会は道場を運営していないため、主な活動はアディスアベバ市空手協会の道場で行います。空手の流派は松濤館が主流となっていますが、他の流派でも活動は可能です。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア国内の空手競技者数は約1万人、指導者の能力は平均して3段という状況ですが、エチオピア国内では未だマイナー競技となっており、知名度、競技者数、競技レベル、指導者能力全てにおいてより一層の発展が望まれています。現在の状況は国内169ヶ所の道場でそれぞれ1名のコーチが担当してトレーニングを行っており、地方レベルや国レベルでの大会も開催していますが、国際水準と比較すると未成熟な部分が散見されます。今後の課題としてはトレーニングプログラムの改善、国内大会水準の引き上げ、段に応じたトレーニングの提供と段承認試験水準の引き上げ等があげられ、隊員には日本での経験の共有を通した上記の活動が期待されています。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚並びに各道場コーチらと共に、以下の活動を行います。
1.アディスアベバ市内にある道場数ヶ所を巡回し、コーチと共に指導・助言を行います。
2.日本の空手全般に関する情報提供と紹介を行います。
3.大会運営や昇段試験に関する助言を行います。
4.段に応じたトレーニングプログラムの提案を行います。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

道場(30㎡程度)、道着(個人で所有)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
・ヘッドオフィス2名
・各道場コーチ1名(概ね30代男性、4段、競技歴10年程度)
・アシスタントコーチ2名程度(概ね20代、初段)
活動対象者
・空手競技者(平均10-15歳) 各道場約100名、9割が黒帯未満

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(空手道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

[参考情報]:

 ・大会運営や昇段審査経験があるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語および生活使用言語はアムハラ語となります。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習します。
水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電します。