2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50622B21)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
正面入り口 校舎 教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

カラニオ小学校

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都アディスアベバのコルフェ・カラニオサブシティにある公立小学校。生徒数約3100名、職員数は121名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、アムハラ語(国語)、英語、算数、理科、社会、エステティック(音楽・図工・体育)などが教えられている。Grade6までは授業には現地公用語であるアムハラ語が用いられ、Grade7からは英語が使用されている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアでは理数科教育に重点を置いた教育政策が取られているものの、算数教育においては、教員の指導力不足や生徒数の多さ、板書による暗記中心の授業が主流であることなどから、児童・生徒にその内容が十分に理解されず、基礎的計算能力等が不足していることが課題となっている。配属先でも教員の指導能力や実践的な授業が不足しており、算数の理解度が低いことが課題となっている。隊員には数概念の形成についての指導方法や視覚教材を使った指導方法など、日本の算数の指導方法を現地教員と共有し、生徒たちが分かりやすい算数授業の実施を支援する活動が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚を対象に下記の研修を実施し、教員の指導能力向上に協力する。
・身近な例や視覚教材を用いた分かりやすい算数指導方法の紹介(数概念や計算など)
・現地で入手可能な材料を使用した教材の作成支援
・Active learningの考えを取り入れた指導方法の紹介
2.同僚とのチームティーチングによりGrade6,7(小学校6年生、中学1年生相当)を対象に上記1.の要素を取り入れた算数授業を実施し、生徒の理解度向上に貢献する。
3.上記1.のアイデアをまとめた教員用マニュアルの作成する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、黒板、教科書、PC、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長:男性40代
同僚算数科教員:20名(20~40代 大卒または院卒)男性14、女性6

活動対象者:Grade6,7(小学校6年生、中学1年生相当)の生徒:約50~60人/クラス、各学年7~8クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

エチオピアの小学校ではGrade1~6はアムハラ語、Grade7~8は英語を使って授業を行うため、活動使用言語もそれに準ずる。
生活使用言語はアムハラ語となる。
水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。