2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50623Ab6)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
D222 溶接
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
作業場 作業場 教室 教室 教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働技能省

2)配属機関名(日本語)

アカキ・ポリテクニック・カレッジ(職業訓練校)

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アカキ・ポリテクニック・カレッジは、首都アディスアベバ市内にある15の公立の職業訓練校の一つ。1977年に高校として設立され、2017年に職業訓練校へ昇格。各職業に必要な知識と技術・技能を習得した競争力のある人材の育成と中小企業のスキルアップを目的としている。また、労働者の職業能力を向上させることが労働者の地位の向上と職業の安定に繋がり、ひいては経済と社会の持続的な発展にも繋がっていくことも目的としている。同校には、自動車整備、服飾、皮革加工、木工など11学科がある。トレーニングの他に、雇用創出や卒業後の経営支援なども行っている。同僚の中にはJICAのカイゼントレーニングに参加した講師もいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の10年後を見据えた開発計画(2021年~2030年)では、市場で求められる質の高い労働力を輩出することが重要視されており、技術者の養成が大きな課題となっている。配属先となるアカキ・ポリテクニック・カレッジの金属工学科では、基礎的な知識や技術は指導しているものの、時代の流れや技術の進歩につれて、講師の技術力や知識のさらなる向上が必要とされており、今回の隊員要請となった。隊員には、金属加工科にて同僚講師と共に行う日常業務や学生に対する座学や実習をサポートする中で、新しい技術やアイディアを共有することが期待されている。特に、ミグ溶接、TIG溶接などのトレーニングやスキルギャップを埋めることが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は金属工学科に配属され、同僚講師と協働し以下の活動に取り組む。
1.講師として座学及び実習の実施。(例えば、ミグ溶接、TIG溶接など)
2.講師に対して新しい技術やアイデアの共有。
3.機械のメンテナンスのサポート。
3.KAIZEN(5S)に関する知識の共有など。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップパソコン、各種溶接機(アーク溶接、ミグ溶接、TIG溶接、酸素アセチレン溶接)、CNC旋盤、フライス盤、ラジアルボール盤、サーフェスグラインダー、油圧プレスブレーキ等。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
金属工学科講師22名。年齢は、20代~40代。
学歴は、専門学校卒~大卒。
実務経験は、4~12年程度。
活動対象者:
講師並びに高校卒業~社会人経験者まで。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:講師として学生に指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実技指導をするため

[参考情報]:

 ・ガス溶接技能講習修了者の有資格者等

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同校からは他職種(自動車整備、服飾、皮革工芸、木工)の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。