要請番号(JL50623Ba8)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
エルサレム幼稚園
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都アディスアベバのグレレサブシティ(区)にある公立の幼稚園。小学校付属の幼稚園として運営されている。園児数約330名、教員数10名。エチオピアの幼稚園はKG1~KG3の3年制で概ね4~6歳の園児が在籍している。アムハラ語(国語)、英語(アルファベット)、算数(数字)の授業カリキュラムが定められており、授業には現地公用語であるアムハラ語が用いられている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は2代目となるが、コロナの影響で前任者の赴任から3年以上が過ぎている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2010年に改訂されたエチオピアの就学前教育カリキュラムでは、遊びを通した学び(Play-Based Education)を推進する教育方針が打ち出された。これに伴い、園児が楽しんで学べる環境作りの重要性が少しずつ浸透して来てはいるものの、未だ幼稚園は小学校入学準備機関としての意味合いが強く、英語やアムハラ語、算数と言った教室での学習授業が重要視されている。配属先園長や教員はPlay-Based Educationの重要性は理解しているものの、教材の作り方や実践方法の知識が不足しているため、隊員から日本で行われているPlay-Based Education手法の共有などを通して実践方法を学びたいという期待が寄せられている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は、同僚幼稚園教諭と共に、以下の活動に取組む。
1.遊びや創作活動を取り入れた保育の実践。 2.現地で入手可能な材料を使用した教材の紹介や作成支援。
3.日本の情操教育や教育方法学等の紹介。 4.心理的な面からの子どもたちをサポートする。
5.読み書きや数字の数え方の支援等。 6.必要に応じて他の幼稚園に派遣されている隊員と連携した活動や周辺園の巡回指導の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(幼児用椅子・机・黒板)、園庭、遊具(回転遊具等)、手作り教材(数字教具、文字教具、生活教具)等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
同僚幼稚園教諭:10名(全員女性)。年齢は30-40代。
学歴は、短大卒~大卒。実務経験は、5~13年程度。
活動対象者:
同僚幼稚園教諭並びにKG1~KG3(4~6歳児)の園児約330人。
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚と同等の専門性が必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務を指導をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
英語を理解する教諭が少ないため、園での活動は現地語(アムハラ語)が中心となる。アムハラ語については現地到着後、現地訓練にて学習。
水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。保育士資格は保有していなくても応募可。