2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50625B01)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
校舎 グランド 校内の様子 校内の様子 校内の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ベヘレエチオピア小学校

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都アディスアベバのアラダサブシティにある公立小学校。生徒数約820名の中規模校であり、情操教育教師数は5名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、Grade6までは授業には現地公用語であるアムハラ語が用いられ、Grade7からは英語が使用されている。同校では、2025年8月現在、初代隊員が2026年11月下旬までの予定で活動中である。校長や同僚教師は教育改善への意欲が高く、協働しやすい環境である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

情操教育教師の多くはカリキュラムに情操教育が取り入れられる前の教育課程を卒業しているため情操教育に関する知識や経験が不足しており、教師間で指導スキルや知識の差が大きいことが課題となっている。さらに教材不足や理論重視の教育方法が主流であるという課題もあり、カリキュラムが頻繁に変更になるというエチオピア教育環境と相まって現場の教師は質の高い情操教育を提供することが難しい状況となっている。そこで初代隊員は生徒参加型の日本の指導方法の紹介や教材の作成などを通じて、同僚教師の情操教育授業の質の向上を目指して活動している。今後さらなる情操教育の質の向上及び継続的協力の必要性により後任隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

隊員は、同僚教師と共に以下の活動に取り組む。
1.Grade1~Grade8の(小学校1年~中学校2年に相当)の生徒を対象にし、同僚とともに音楽・図工の授業を行う。
2.同僚を対象に下記の内容に関する指導や研修会を実施する。
・現地の材料を使った教材の作成
・クラスマネジメントスキル
・日本のカリキュラムと指導方法
3.授業内容に関する助言やフィードバックも随時行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

はさみ、水彩絵の具セット、絵筆、色鉛筆セット、オイルパステルセット、鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、石膏、木工ボンド、プラスチックバケツなど。校舎は5階建てで、図書室、パソコン室、理科室などがある。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
情操教育教員:5名(女性4名、男性1名、20~40代)

活動対象者
Grade1~8の生徒約800名
約80人/クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:配属先学歴レベルとの調和のため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

エチオピアの小学校ではGrade1~6はアムハラ語、Grade7~8は英語で授業を行うため、活動使用言語もそれに準ずる。生活使用言語はアムハラ語。アムハラ語は赴任後の現地訓練にて学習する。断水、停電ともに週数回程度。