2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50625B05)

国名
エチオピア
職種コード 職種
F201 観光
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
メインエントランス 校舎外眼 ホテル受付(実習用) ホテル受付(実習用) ホテル受付(実習用)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働技能省

2)配属機関名(日本語)

リデタ職業訓練校

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

リデタ職業訓練校は、首都アディスアベバ市内にある15の公立の職業訓練校の一つ。各職業に必要な知識と技術・技能を習得し、競争力のある人材の育成や中小企業のスキルアップを目的としている。また、専門知識や能力を向上させることが労働者の地位の向上と雇用の安定に繋がり、経済と社会の持続的な発展に貢献することも目的としている。同校には、ICT、観光、皮革工芸、建築、自動車整備、服飾、木工など11学科がある。配属先には、JICAのカイゼントレーニングを受けた講師もおり、意欲的で前向きな現場である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の10か年開発計画(2021年~2030年)では、市場で求められる質の高い労働力を輩出することが重要視されており、技術者の養成が大きな課題となっている。配属先となるリデタ職業訓練校のホテル観光科では、基礎的な知識や技術は指導しているものの、時代の流れや技術の進歩につれて、講師の技術力や知識のさらなる向上が必要とされており、今回の隊員要請となった。隊員には、ホテル運営に必要な知識と宿泊サービスや飲料サービスなどの実務実習を通じて、即戦力となる人材の育成が期待されている。国家の成長分野である観光業の基盤を支える職業訓練校での活動であり、観光分野における実務人材の育成を通じて、エチオピアのサービス産業の未来に貢献できる。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

隊員はホテル観光科に配属され、同僚講師と協働し以下の活動に取り組む。
1.実習および座学に参加し、学生や同僚講師に対してアドバイスを行う。
2.質と満足度の高いサービスを提供するための実習および講義を実施する。
例えば、宿泊予約・チェックインの応対演習、レストランサービスにおける顧客満足向上策等
3.KAIZEN(5S)に関する知識の共有など。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップパソコン、プリンター、料飲サービス用の器具(冷蔵庫、コーヒーメーカー、電子レンジ、食器洗浄機、ガスクッカーなど。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ホテル観光科講師10名。年齢は、20代~50代。
学歴は、専門学校卒~大卒。
実務経験は、4~35年程度。
活動対象者:
講師並びに高校卒業~社会人経験者まで。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:講師として学生に指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実技指導をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

同校からは他職種(コンピュータ技術、皮革工芸)の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。断水、停電ともに週数回程度。