2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51222A16)
募集終了

国名
ガーナ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ガーナ教育サービスケープコースト市事務所アブーマC小中学校

3)任地( セントラル州ケープコースト市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ガーナ教育サービス(Ghana Education Service:以下GES)は教育省所管の政策実施機関で、学校運営、年間計画、教職員の人事管理や研修実施のほか、国内の学校教育全般にわたる運営・管理を担っている。本要請は、配属先であるケープコースト事務所が管轄するアブーマC小中学校を拠点に活動を行う。同校は小学校1年から中学校3年まで全校生徒約415人、教員14人の小規模な公立校である。これまでJICA海外協力隊の受入実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガーナ政府は初等教育の従来のカリキュラムを見直し、2019年9月から新カリキュラムを導入した。新カリキュラムでは、算数、特に理科における実験が重要視されており、実験を通した学びが推奨されている。しかし、地方の公立小学校には実験室を備えた学校はなく、実験を取り入れた授業を実践できる教員は少ない。JICA海外協力隊には、現地で入手できる安価な材料を利用した教材の提案や、実験を取り入れた授業の紹介が期待されている。特に教員が苦手とする単元は、生徒も同様に苦手な分野であることが多く、教員の指導力向上と生徒の学力向上に貢献することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.現地の教員とチームティーチングで小学校高学年の算数もしくは理科(特に実験)の授業を担当する。
2.現地の教員に対し、現地で入手可能な材料を使った教材を使用した授業アイデアを提案する。
3.派遣中の教育関係の協力隊員と連携し、現地教員向けの教材紹介やモデル授業を行う研修会を開催し、理科および算数の指導力の向上に努める。
4.可能であれば空き時間等を利用し、PCルームの環境整備、ICTの授業支援・補助(PC基本操作等)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、チョーク等(配属先には理科実験室および実験器具はない)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長(女性、40代、大卒)
教員14名(男性7名、女性7名、20代~50代)
うち理科専任2名、算数専任2名
活動対象者:
教員および生徒(1クラス約35人)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員への指導が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地の生活使用言語はファンティ語。不定期な停電、断水がある。
現在、コロナ感染予防のために公共交通機関の利用を禁止している。状況が落ち着くまでは、任地内外の移動は徒歩もしくは借上げタクシー利用となる。