要請番号(JL51222A48)
募集終了
4代目
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ野球・ソフトボール協会
3)任地( グレーター・アクラ州アクラ市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1992年に設立され、国内10州への野球競技の普及と海外で活躍する選手の輩出、およびオリンピック出場を目標にしている組織である。首都の国立競技場内に事務所を有し、事務職員2名が常駐している。日本のNPO法人から野球道具の提供を受けた経緯があるほか、米国メジャーリーグのコーチ研修や練習選手のスカウトプログラム支援を受けていた。2014年4月には、日本大使館の草の根文化無償資金協力により西アフリカ初の硬式野球場がアクラ市内のラボネ高校敷地内に完成した。JICA海外協力隊は1998年から2003年の間に6名、2014年以降は3名が派遣されている。直近では2020年1月に野球隊員が派遣されたが、同年3月のコロナ感染拡大により避難一時帰国となった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナ国内の10州で野球を普及させ、全国大会の開催を目標に掲げている。野球協会のコーチは8名いる。いずれも専業コーチではなく他の職業に就いているため、フルタイムで子供たちに指導することができず、普及が進みにくい状況である。十数年前に500名ほどいた競技人口は現在100名強程度となっている。この課題に対処するため、2代目のJICA海外協力隊員はアクラの野球場周辺の子供たちを対象に普及活動を開始し、同時に野球道具が寄贈されたグレーター・アクラ州テマ市およびアシャンティ州クマシ市の学校で行ってきた普及活動を継続する目的で隊員派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 週6日、小中学校が終了する夕刻に、生徒5~10名に対して野球の練習を実施する(土曜は午前練習)。
2. ルールに加え、野球競技を通じて礼儀作法と規律を指導し、青少年の健全育成を支援する。
3. 適切な野球道具の管理方法とグラウンドの整備方法について関係者に指導する。
4. 各国大使館とガーナチームの交流試合を企画し、野球振興を図る。
※アクラ以外の地域への巡回指導も求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
公式野球場、野球道具一式(大半が日本の中古品)、ラボネ野球場内の資材倉庫(約10平方メートル)
4)配属先同僚及び活動対象者
野球協会長:野球経験あり、40代男性
同僚:コーチ6名、経験7~20年、30-40代
対象者:小学生10名程度、中高生および大学生選手15名ほど
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:経験に基づいた助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語は主にチュイ語。不定期な停電、断水がある。
現在、コロナ感染予防のために公共交通機関の利用を禁止している。状況が落ち着くまでは、任地内外の移動は徒歩もしくは借上げタクシー利用となる。