要請番号(JL51222B01)
募集終了


・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
食糧・農業省
2)配属機関名(日本語)
ボソム・フレホ郡農業局
3)任地( アシャンテ州ボソム・フレホ郡 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、人口約6万3千人の郡の農業政策を管轄実施する行政組織で、ガーナ第2の都市クマシから南東に車で約1時間半の郡の中心の町に位置する。郡内の住民の85%は農業に関わっており、同郡の主な農産物は、地区によって異なるがコメ、キャッサバ、アブラヤシ、食用バナナ、ピーマン、オクラ、ナス、キャベツ、トマトなど。 アシャンテ州では、州及び郡農業局が実施機関となってJICA天水稲作持続的開発プロジェクト(フェーズ1:2009-2014、フェーズ2:2016-2021)が実施された。 配属先の2022年の年間予算は、GHC76,467(約130万円)
【要請概要】
1)要請理由・背景
郡の中心の町から車で30分ほどの場所にあるアデイト地区は、観光地としても有名なボソムトゥエ湖の南に位置し、キャベツを中心とした野菜栽培を行っている。地区の人口は、約2150名。住民のほとんどが農業に従事しているが、大多数は小規模農家であり、生産性・収益性が低い状況にある。個々の農民は安定した販路をもたず、買い付けにきた仲買人に直接販売を行っているが、安い値段で買いたたかれている現状がある。配属先は、地域の農民のネットワーク強化を行い、適正価格で農産物を販売し、農家の収入向上につなげたいと考えているが、十分な知識をもった人材が不足しており、今回JICA海外協力隊員が要請されることになった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
アデイト地区のコミュニティで生活しながら、管轄地域の農家を巡回し、以下の支援を行う。
1.地域住民の営農にかかる現状、ニーズや課題を調査する。
2.地区で生産されたキャベツをはじめ農産物の販路開拓の支援を行う。
3.地域の農家のネットワークづくりを支援し、農家の交渉能力を高め適正なマーケット戦略支援を行う。
4.定期的に配属先に出向き、現状報告を行い、関係者と協議の上、必要な活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長 男性、40代
配属先同僚:27名、うち農業普及員 7名(30~50代)
主な活動対象者:地域農民、仲卸業者など(英語を話さない人も多い)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・農作業経験3か月以上
・組織(グループ、団体)のマネジメント経験
[参考情報]:
・農業や農村開発にかかる知識と経験
・販促やマーケティングの知識と経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電、断水がある。
生活使用言語はチュイ語、現地訓練期間中に語学訓練を行う。