要請番号(JL51225B06)
募集終了
2代目
| ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ビリワ職業訓練校
3)任地( セントラル州ムファンツィマン市ビリワ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1974年設立の職業訓練校。自動車整備、服飾、PCハードウエア、建築など10のコースを開講している。中学校卒業の生徒を受け入れ、高等学校に準じる教科と、各専門コースに応じた職業技能を教える。課程は原則3年で、全寮制。生徒数は約2,000名、教員数約100名で、国内最大級の訓練校のひとつ。1990年代から通算で10名以上の協力隊員を受け入れている。現時点では自動車整備隊員が活動中(2026年4月まで)。
卒業生は各分野における職人・作業員として現業に就くことが期待される。一部の成績優秀者は大学に進学し、エンジニアを目指すこともある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のPCハードウエアコースでは主にPC修理技術者の育成を行っている。教員は情報工学分野の学位を所持するものの、故障診断・修理に関する実務経験が限られているため、協力隊員の派遣が要請された。
ガーナでもPCの普及は徐々に進んでおり、そのメンテナンス需要も増えているが、修理業者の多くは零細企業や個人経営者である。卒業生も独立起業を求められるケースが多くみられ、合理的な故障診断、交換部品の手配が難しい場合の代替案の提示など、現地事情に適応した修理スキルの習得が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
PCハードウェア学科(Computer Hardware Department)の同僚教員等と共以下の活動を行う。
・コンピューター・ハードウエアに関する授業の実施(故障診断・修理に関する理論と実習、最新ハードウエア規格の紹介など)
・PC実習室の維持管理(軽微な修理を含む)
※交換部品等の購入予算が限られるため、廃棄部品の活用など創意工夫が必要
・可能であれば、生徒の進路開拓支援(就職先となる民間企業は少ないため、上述の通り起業も含めて柔軟に考える)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
WindowsデスクトップPC(10台程度)、基本的な工具(ドライバー、はんだごて、マルチメーター、ケーブルテスタなど)、交換部品(マザーボード、電源ユニットなど、ただし数や種類は限られる)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
共通科目学科長(大卒、経験14年)
同僚教員(大卒) 2名
活動対象者:
PCハードウエアコースの生徒 約40名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・PC組み立て・修理の経験(必須)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語は主にファンティ語。赴任後に現地語学訓練を実施予定。
断水が多い地域にあるため、生活用水の確保には工夫が必要。停電は不定期に起こるが数時間程度で復旧することが多い。
