2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51225B07)

国名
ガーナ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

タコラディ技術学校

3)任地( ウエスタン州エフィア・クウェシミンチム市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1982年創立の中等教育機関で、日本の工業高校に相当する職業技術訓練学校。全生徒数は約4500名(全日制+定時制)。自動車整備科、建築資材製造科、電気科、機械科、空調機科、溶接科、調理科など多数開講している。JICA海外協力隊が所属する情報通信技術(ICT)コースは電気科の中にあり、約200名の生徒はコンピュータ実習室で座学と実習に加え、ハードウェア修理、デジタルデザイン技術などを選択して学習する。3Dプリンターなどを備えたファブラボが米国マサチューセッツ工科大学の協力により設置されている。JICA海外協力隊が活動していた(コンピュータ技術、2025年1月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校のICT教育は全コース向けの共通課程とICTコース向けの専門課程とに分かれている。共通課程は10年ほど前に必修となり、主に初年度の1年生がPC利用の基礎を学んでいる。専門課程はICTコースの2年生と3年生を対象とし、企業等で必要となるコンピュータメンテナンス、ネットワーク技術を身につけることを目的としている。具体的には、Windows環境におけるファイアウォールやDNS、ルータなどの特性を理解するための授業を実施しているが、ネットワーク技術に精通する担当教員がおらず、ニーズに沿った技術習得のための実習等を十分に提供できないため、JICA海外協力隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

ICTの専門課程(2年生、3年生向け)において、ICT担当教員とともに以下の内容の授業を実施する。授業数は合計20コマ/週(各学年で実技6コマ、理論4コマ)程度。
1. Windows環境におけるファイアウォールやDNS、ルータ、スイッチなどの役割や活用法
2. ネットワークの物理的、論理的特性やプロトコルについて
3. その他、生徒の進学、就職、起業に役立つと考えられること

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC約20台(Windows10)、プロジェクター、電子回路用の器具(テスター、オシロスコープ、工具等)。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
主任教師を含む正規教員 3名 男性
(20代後半から40代前半)
臨時教員1名(大卒直後のボランティア)
活動対象者:
中学卒業後の学生 約200名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:ネットワーク実習を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

不定期な停電、断水がある。
生活使用言語は主にファンティ語。赴任後に現地語訓練を実施する。