2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51225B31)

国名
ガーナ
職種コード 職種
D230 電気・電子機器・設備
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ホ技術大学

3)任地( ボルタ州ホ市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2016/2017年度より技術短期大学から技術大学へ改組された高等技術教育機関である。5学部15学科があり、要請のあった工学部電気・電子科の学生数は約300名、教員数は約10名である。年間の総授業数は約192時間(前後期制、学科96時間、実習96時間)である。系列校はガーナ国内に10校あり、同大学では青年海外協力隊が活動していた(電気・電子機器、2021年12月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学はガーナでも有数の高等技術教育機関であり、卒業後の進路は民間企業への就職、起業、政府関係機関への就職、進学などである。講義が暗記中心の座学に偏っており、実習を通じた実践的な技術の習得機会が限られていたことから、2015年から2022年にかけ3代の電子・電気機器隊員が派遣され、弱電系の演習用マニュアルや実験機材整備が行われた。しかしながら、それら教材が継続的に活用される体制づくり、および教員への技術移転が引き続き求められており、後任隊員の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚教員とともに、以下の活動を行う。
1.学生に対して、電気・電子機器に関する基礎的な理論や実習(基礎数学、電気・電子回路デザイン、PLCなど)の授業を実施する
2.座学や実習で使用する新しい機材を作成する
3.講師向けセミナーを開催する(セミナー内容は配属先と協議したうえで決定する)
4.電子工学・電気通信実験室の整備及び整理整頓(5S手法)等を指導する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デジタルマルチメーター、オシロスコープ(40MHz)、制御機器、電子工作用工具一式(ニッパー、ラジオペンチ、ドライバーセット、電線皮膜剥き器、はんだごて等)、PC、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学科長(男性、大卒、50代、電気通信専門)
電気・電子科講師4名(男性、大卒、30~40代、電子工学、電気通信専門)
活動対象者:
学生約300名(普通高校・工業高校卒業者)、同僚講師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:体系的な知識と経験が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な実習を行う必要がある

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

不定期な停電・断水がある。停電は数時間程度で復旧することが多いが、断水は数日間以上に及ぶこともあり。
生活使用言語は主にエウェ語。赴任後に現地語訓練を実施する。