2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51521A16)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

マイ・ア・イヒイ中等学校

3)任地( キアンブ郡キクユ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2004年に開校した男女共学の公立中等学校(4年制、日本の中学3年から高校3年相当)で、生徒は14~18歳、全校生徒数約230名、各学年1~2クラスあり、1クラスあたり35~55名程度、教職員数は17名。1日9コマ、1コマ40分で時間割が組まれている。寄宿生はおらず、全員通学している。生徒の家庭環境は、多くの家庭は土地を持たず、ナイロビでの日雇いか農業を生業としており、裕福な地域ではない。学校は授業料の分納を認めるなど、教職員の努力により学費未納による退学者はほとんど出ていない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同地域には経済的に余裕のない家庭が多く、教育への関心度は低い。生徒自身も教育よりお金を稼ぐことに惹かれる傾向があり、学習意欲が高いとは言えない。同校の中等教育修了国家試験の結果は、地域内16の中等学校の内、常に10番以下という状況である。現在の校長は、5年前に着任して以来、生徒の成績向上を目標としている。そのためには生徒の学習意欲向上が必須であり、「授業の質の向上」と「教員と生徒のより良い関係の構築」を提供したいと考えている。校長自身、学生時代に隊員による授業を受け、わかりやすい授業と、教員と何でも話せる関係が学習意欲につながったという経験を持つ。生徒たちには校長と同じ経験を、教員には生徒との接し方の見本を示してほしいと本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 1年生、2年生(日本の中学3年、高校1年に相当)の数学の授業を担当し、生徒の学力向上に貢献する。
2. 教職員とともに、進路指導やスポーツなどの課外活動に取り組む。
現在実施されていない活動(音楽、美術、手工芸等)も、隊員の趣味や特技を活用して指導できることがあれば実施する。
3. 生徒の学力・意欲の向上、教員の生徒指導・対応の向上につながると思われる活動を配属先に提案し、実践する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、黒板、チョーク、教科書、職員室の事務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教員10名、事務員やキッチンスタッフが7名(教員は学士、30~50代が中心)
活動対象者:
1年生、2年生の男女、約120名(14~16歳が中心)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:授業を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

予防接種の制限より応募時54歳以上の候補者の応募不可