要請番号(JL51522A18)
募集終了

3代目
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ナクルヒルズ特別支援学校
3)任地( ナクル郡ナクル ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1978年にカトリックの団体によって開設された、知的障害や身体障害のある児童を対象としたを対象とした寄宿制特別支援学校である。在校生は8歳から28歳の202名(男子111名、女子91名)で、就学前クラス、基礎教育クラス、職業訓練クラスの3つのレベルにわけて指導している。障害種別(重複あり)は、知的障害、脳性マヒ、自閉・多動、ダウン症、てんかんで障害は様々である。2020年に自閉症児対象の教室が建設され、現在、リハビリテーション室も建設が開始されている。障害児・者支援の隊員2名も活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
前任者は配属先の大きな要望であった生徒の日常生活活動(ADL)の自助スキル向上及び職業技術等を身に着ける自立支援の2つを基本として活動を行っていた。配属先の校長は作業療法の有効性を認識している反面、教員からの要望の全てが歩行能力の獲得に関することで、作業療法についての理解がまだ不十分であった。そこで教員に対して作業療法のワークショップ等を開催し、保護者向けに自宅でできるリハビリテーションメニューの作成を行っていた。同校には作業療法士は配置されていないため、継続して作業療法への理解や重要性を指導できるよう後任の要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は同僚と協働し以下の活動をしながら作業療法への正しい理解を促す。
1. 生徒の障害の状況や能力を確認した上で、個別指導計画と関連性を図りながら、個々の作業療法計画を立てる。
2. 同僚教師と共に学び、食事、工作その他の作業に係る指導を行う。必要に応じて、指導方法に関する医学的側面からの助言を行う。
3. 個々の障害に応じた福祉用具を確認した上で、コミュニケーション手段の確立、感覚・運動機能の向上を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ブロック、マットレス、オルガン(グループセラピー時)など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長は女性、直属の同僚は50代女性
教員は19名(特別支援学校教諭免許の取得者)
活動対象者:
障害児・者; 8歳-28歳、
主な障害種: 知的障害、脳性マヒ、ダウン症、てんかん、自閉症
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動を実施するにあたり必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
[参考情報]:
・子供に対する作業療法経験があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)