要請番号(JL51522B01)
募集終了



・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ケリチョカウンティ政府、農業省
2)配属機関名(日本語)
ブレティ・サブカウンティ農業事務所
3)任地( ケリチョ郡リテイン ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2013年の地方分権化に伴い設置された郡政府の農業省下の農業事務所である。主な目標は、管轄地域農家の収入向上である。ケリチョは標高2,000メートルほどの山地を有し雨の多い地域である。独立前の英国植民地時代にプランテーションで茶の栽培が始められ、現在でも栽培が盛んである。また、バナナやパイナップル等フルーツ生産も盛んであるものの知名度は低く、今後地域産品として茶に並ぶブランドとして育てたい意向がある。2017年度4次隊でケリチョカウンティ政府農業省に同職種のJICA海外協力隊が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブレティ・サブカウンティでは、主要な既存穀物であるメイズ単一栽培に依存する状況から脱却すべく、各農家で独自に工夫を凝らして、ソルガム(たかきび)やミレット等の穀物、パイナップルやアボガド等を栽培している。同地域では産品の加工を目的としたグループとして、パイナップルジュースやアボガドを原料とした石鹸・オイルの生産販売があるものの数は少なく隊員派遣を契機に産品の付加価値化に取り組みたい地域として挙げられている。
配属先を管轄するケリチョカウンティ農業省は、コミュニティグループや生産者から生産、加工、販売等に関する課題を抽出し、専門技術を持つスタッフが研修等を通じて技術指導を行っている。しかし、十分なスタッフが配置されておらず、特に製品開発、販路開拓については新たなアイデアを必要としていることから今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は自身の得意分野を生かし、同僚と共にコミュニティグループおよび生産者グループに対し収入向上につながる次の活動を行う。
1.コミュニティ及び生産者グループの調査。(現状把握・課題抽出)
2.商品開発、ブランド化に関する助言、提案。
3.原材料となる農産物の生産、加工に関する助言、提案。
4.マーケティング調査と販路開発に関する助言、提案。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
サブカウンティ農業オフィサー(事務所長) 1名 男性配属先スタッフ(クロップオフィサー、アグリビジネスオフィサー等) 3名サブカウンティ内の各地区における農業改良普及員 4名
活動対象者:地域のコミュニティ、農家グループ等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
・地域開発や地域活性化の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。